ASRM(米国生殖医学会)へ行ってきました | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

米国東海岸のボルチモアで行われた、ASRM(米国生殖医学会)へ行き、先ほど帰国しました。
ボルチモアは、ニューヨークとワシントンDCの中間に位置するカニで有名な街です。最近は、危険な街として有名になってしまいましたので、学会でもない限り訪れることはないかと思います。

リプロダクションクリニック大阪からは、5名6演題(口演2題、ポスター4題)の発表をしてきました。応募したすべての演題が採択され、採択率100%、日本から参加した施設の中で最多の演題数となりました。開院してからわずか2年の当院のオリジナルのデータのみで発表できたのも奇跡的なことなのかもしれません。

5日間クリニックを留守にして、ご不便をおかけしたかもしれませんが、その分もカバーしていきたいと思います。

学会では大変興味深い発表がいくつもありましたので、また順次ご紹介していきます。論文に書いていないことも直接執筆者から聞くことができるのも学会ならではです。参加した6名全員、それぞれ知識の整理と、新しい活力をもらいました。この活力が日々の診療に反映されます。ご期待ください。


右上が学会場、左上が学会場から見える街並み、下が宿泊施設の前です。