嬉しい報告 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

2015.1.21「Q&A579 過去1年間で化学流産2回、流産2回」で相談したものです。
3月に移植して妊娠判定を貰えました。先生に相談メールをした後、すぐに不育症に強い病院を予約しました(Q579で予約した方がいいと書いてあり安心した記憶があります)。また、先生のブログを読んで「胚盤胞ではなく初期胚の方がいいのではないか」と思い2日目胚(グレード1)を移植してもらいました。新しく承認されたルティナス膣錠、不育症の薬バイアスピリンと、今までの移植周期とは違う内容でした。7週目に入り切迫流産で入院もありましたが、なんとか9週に入り不妊センターを卒業する事ができました。まだまだ不安がいっぱいですが、不妊センター卒業という区切りができたので報告させて頂きます。ありがとうございました。

2014.10.29「Q&A496 37歳、第2子希望、タイミング」で質問したものです。 
その後、通院先にステップアップを申し出たところ、呼吸器のある大学病院へ転院治療となりました。クリニックと違い時間の制約や多くの検査が有る中での治療に戸惑いを感じ、夫婦で話し合った結果、自分たちのペース(タイミング)で頑張ろうとの結論に達しました。不思議なことに、結論を出したすぐあとのタイミングで授かることが出来ました。初期は出血が多く流産の兆候もあり不安でしたが、何とか14週を迎えることが出来ました。先生のブログで勉強させていただき、沢山の勇気ももらいました。これからも多くの方に勇気を与えて下さい。

36歳。 33歳の時に自然妊娠しましたが、胎嚢確認後に流産。それからなかなか妊娠しなくて、今回初めての体外受精にチャレンジしました。
以前、松林先生が30代後半の方は卵子の老化もあり、可能性まだあるから体外受精をの記事を読んで、やってみようと思いました。4分割の胚移植で一卵性の双子を妊娠できました。双子妊娠にはクリニックの先生もびっくりしていましたが、無事に10週目になり卒業できました。双子家系ではないのですが、大変嬉しいです。勇気を出して体外受精にステップアップして良かったです。
ありがとうございました。