嬉しい報告 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

1 6回目の移植で無事妊娠致しました。
2段階移植を行いましたが、今までと違う点は、初回の初期流産以降の移植では、移植直後から毎回アレルギーが酷くなっており、もしかしたら受精卵に対してアレルギー反応を示してるのではという仮説の元、今回の移植当日からステロイドの服用をしました。これが功を奏したのか、妊娠に至りました。
松林先生のブログに同じ事を繰り返すのではなく、同じ移植でも色々試すべきとあったのを試したお陰だと思っています。ありがとうございました。
ちなみにステロイドは先生ならいつまで飲むよう指導されますか。私はもうすぐ6wで、来週心拍確認予定ですので、確認したら内服中止にしようかと言われています。

→私なら、妊娠判定日、心拍確認日、妊娠10週のいずれかでステロイドをやめますが、その時期について明らかな根拠はありません。過去にどの時期に流産をしているかどうかで中止時期を決めています。

2 子宮腺筋症9cm・子宮筋腫5cmを41歳で手術しまして、やっと、やっと妊娠しました。 卵管も切除しているので、帝王切開予定を入れて3回目の手術になります。 赤ちゃんも30週で誕生になる確率も高いのですが、妊娠持続できたら43歳でママになれそうです。
子宮腺筋症で高齢でも可能性ゼロでない事をお知らせしたくてコメント書きました。 先生のブログを読んだら、特殊でも妊娠できたんだと実感しております。手術してくださった先生に感謝です☆