このような考え方になったのはつい最近です。私も50歳、だいぶ大人になったのかもしれません。「怒る」とか「余計な一言」とは、人間関係においてどのような意味を持つのでしょうか。あれこれ思案しましたが、うまく説明ができませんでした。そんな時、「おこる」と「しかる」の違いを述べた記述に、しっくりくるヒントを見つけました。
「おこる」 「しかる」
感情的に 理性的に
自分のために 相手のために
過去に焦点をあて 未来を見据えて
怒りと勢いで 愛と勇気で
自分の言いたいように 相手に伝わるように
感情に任せて 試行錯誤しながら
「怒る」に一呼吸入れると「しかる」になります。結局、「怒る」や「余計な一言」は、「自分本位」なのです。相手を思いやる気持ちがあれば、怒ったり余計な一言を言ったりできなくなります。夫婦、恋人、親子、職場、学校、部活など、全ての場面にあてはまるでしょう。いろいろな方の失言がちらほらありますが、やはりそれも「自分本位」ゆえのものだと思います。大人ですから、やっぱり立場を考えて、発言しないといけないのではないでしょうか。そのためには、一呼吸入れるのがお勧めです。