遠隔ヒーリングの練習方法について | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

遠隔ヒーリングの練習方法はいろいろあります。

まずは基本的なカラクリを押さえておきましょう。

すなわち気功はすべて遠隔気功でしかないということです。

普段、気功をしているときのことを考えてみましょう。
ほとんどの気功は相手の身体に触れずに行います。
もし肌に触れても、我々が触れているのは肌に過ぎません。厳密には角質にしか触れていません。
角質は死んでいる細胞です。角質は生体ですらありません。
ということは、角質に触れているということは、服の上から身体に触れているのと同じです。
すなわち生体ではないものを挟んでいる以上は1ミクロンであれ、1mであれ離れているということです。

離れているところに気を流し(たとえば筋肉に気を流し)効果を得るのですから、それは遠隔気功ということになります。

苫米地先生に一度遠隔のカラクリを聞いたときは「原子レベルではスカスカ」とのことでした。
ご存知のように、原子核を野球のボールサイズとすると、原子電子の直径は大体…(調べてみてください)*電子の直径とありましたが、原子の間違いです。もちろん電子の直径も調べても面白いと思いますが。

そのくらいスカスカなのが原子であり、分子となると原子間の距離は途方も無く離れています。
その間は真空です(絶対零度と同様に厳密な真空が存在しないとか、そういう話はさておきです)。

スカスカであり、ガラガラです。
その意味で原子レベルで見て、ちゃんと実がつまっているのは、白色矮星の中心部やブラックホールくらいのものです。
私たちが見ているのは幻想です。
実がつまっているように見えるのはご存知のとおり電気的な力(反発)によります。
磁石のN極とN極を近づけると反発します。そのような反発は何かあたかも実態があるかのように感じます。そのような電磁気的な力の総体として我々のリアリティはできています。
物質というよりは場の力がリアリティを作っています。

ですから、気功もそのスカスカの空間を伝わる(というと語弊がありますが)ので、すべて遠隔です。

とは言え、そのような理論は実際に遠隔をするときの足しにはなりません。


では、どのように練習していけば良いでしょう。

1つには仲間同士で時間を決めて送り合うと良いと思います。
最初は気を出して受け取ってもらうと良いと思います。

どうやって遠隔気功をするかと言えば、携帯電話やスカイプで通話するのと同じです。
携帯電話にせよ、スカイプにせよ、相手は目の前にいませんが、我々はあたかも目の前にいるかのごとく電子音声に反応します(動画にも)、そのときの臨場感はきわめて高いと思います。
遠隔気功の際もあたかも相手が目の前にいるかのごとく、行えば良いことです。

もし気功をするときに、目を瞑る癖があれば、遠隔でも対面でも同じです。どちらにせよ相手は見えないのですから。
なるべく最初は丁寧に相手がいると思って、きっちり自分の手を使って、気功をすることです。

ちなみに、「すべて頭の中でできますか?」という質門はよく頂きます。
もちろん頭の中で全て行うことは可能です。でも基本的には手を使ったほうがいいと思います。
かなりのベテランでも手を使って気功はします。
手が覚えていることもたくさんあります(そして脳はやった振りが得意です)。
ですから手を使ってきちんとやりましょう。

そして一番重要なのはしっかりとしたフィードバックを取ることです。
フィードバックとは、自分のした気功に対する結果を確認するということです。
結果の確認、変化の確認が重要です。

また対面で気功をする機会があるのであれば、少しずつ距離を離していけば、良い遠隔気功の練習になります。
相手の手に気を出している場合は、納豆の糸が引くようにすることです。すなわち、相手の手と自分の手をつないで、糸を引くように離していくと、気が強くなります。これが遠隔の醍醐味です。

慣れてきたら、メールのメッセージに気を乗せてみたり、いろいろと遊んでみてください。

遠隔はベテランでも多少戸惑うことがあるようですので、いつかセミナーでもきちんと取り上げたいと思います。