気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

911であったり、サブプライム危機などがブラック・スワンというイメージがあり、ブラック・スワンはカタストロフなイメージがあります(まあ、リーマン・ショックについてはブラック・スワンではないとタレブは言っていたような気もするのですが)(リーマン・ショックがホワイトスワンだったということで言えば、マネーショットが面白い映画でした)。


*実在の人物たちを正確に再現しているというのが痺れます。ある人々にとってはサブプライムは永遠に続くパラダイスではなく、いつ爆発するか分からない時限爆弾であり、目隠しをしたチキンレースでした。血を垂れ流しても、爆発する方にBetするほうが賢かったのです。


ただブラック・スワンというのは良い方向にも起こるのです(タレブももちろんそう言っています)。

強運とか、ラッキーとか、偶然の出会いや、成功などは良い方向のブラック・スワンと言えます(あまりにざっくりとした物言いですが)。

親が決めた結婚ではない限り、自由恋愛の(言葉が古すぎですね)結婚は大概はブラック・スワンです(まあ、良い方向と悪い方向があると思いますがw).

確率が低く、そしてその衝撃が大きく、後から考えると必然的だったと思えます(たとえば赤い糸とか、生まれる前から決まっていたとかw)。


今回の「はじめての気功 ~おだやかな人間関係~」の理論的背景にあるのは、一つはブラック・スワンです。
そして、そのブラック・スワンを解説するものとして、スモール・ワールドがあります。
言い換えれば「弱い紐帯の強さ」です。




人生において大きな転機は意外な人からもたらされるものであり、その関係は非常に弱いものであったりします。たまたま飛行機で隣り合わせて意気投合した見知らぬ人であったり、友達の友達であったり、セミナーでたまたま一緒にワークをした相手かもしれません。

ただスモール・ワールドなり、「弱い紐帯の強さ」も事後的な後知恵バイアスが入ります。
すなわち、成功したあと、系を移動した後から考えると、あの出会いが大きかったと気付きます。
でも、出会った瞬間はその出会いがどれほど大きいかは予想できないものです(逆に大事な出会いと思っている出会いのほとんどが後から考えると大した意味がなかったりします)。

「弱い紐帯の強さ」のマネージメントとは、ブラック・スワンのマネージメントです。これをイエスに言わせれば、「あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである」(マタイ25:40)になるかと思います。

「弱い紐帯の強さ」というのは、単純に言えば、淡き人間関係が次の系へ移動するときの大きな原動力になるということです(ちなみに強く親密な重要な人間関係が移動するときの摩擦抵抗になりますwもしくはコーチング理論の用語で言えばドリームキラーです)(ちなみにイエス様はそんな親密な人間関係の摩擦抵抗に対する言葉も用意されていますw。「わたしの母、わたしの兄弟とは、だれのことか」(マルコ3:33)ちなみにお父さんのヨセフは冒頭以外はほとんど出番も存在感もありませんw)

(引用開始)3:32 ときに、群衆はイエスを囲んですわっていたが、「ごらんなさい。あなたの母上と兄弟、姉妹たちが、外であなたを尋ねておられます」と言った。
3:33 すると、イエスは彼らに答えて言われた、「わたしの母、わたしの兄弟とは、だれのことか」。
3:34 そして、自分をとりかこんで、すわっている人々を見まわして、言われた、「ごらんなさい、ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
3:35 神のみこころを行う者はだれでも、わたしの兄弟、また姉妹、また母なのである」。
(引用終了)

まあこれだけひどいことをする放蕩息子のイエスに対して、無償の愛を注ぎ続ける母マリアがその手にイエスを抱くのは、磔(はりつけ)による刑死のあとです。


*ご承知の通りミケランジェロのサン・ピエトロの大聖堂のピエタ像です。
PietaとはPityであり、慈悲です。深い哀しみの中にあってのほほ笑みが官能的です。このピエタ像をひとつの象徴とするのが気功技術ピエタです。涙さえ枯れ果てるような深い哀しみ、深い絶望です。


弱い紐帯の強さ」を提唱したマーク・グラノヴェッター (Mark Granovetter、1943年10月20日 - )は、ハーバード在学中(博士課程)在学中に面白い実験をしました。今の職業を得た方法の調査です。
「282人のホワイトカラー労働者を無作為に抽出し、現在の職を得た方法を調べたところ、よく知っている人より、どちらかといえば繋がりの薄い人から聞いた情報を元にしていたことが判った」そうです。

自分が飛躍するチャンスとか、思いがけないアイデアは意外なところからやってきます(Googleで検索をしていたら、思いがけず変なサイトにアクセスしてしまい、ふと読んでしまったのが運の尽きで、読みふけってしまい、気付いたらそこが開催しているセミナーに参加してしまったりします。そしてそれが人生を大きく転換させたりします。まさにブラック・スワンですね)。
家族や仲間のような強い紐帯というのはとても大事なのですが、情報の流れでだけ見ると、冗長過ぎるのです。

それに比べてある種の「弱い紐帯」は系を移動するときには、猛烈な力になります。
ただ気をつけて欲しいのは当然ながらすべての「弱い紐帯」が強いわけでは無いということです(当たり前ですが、この論理の取り違えはやりがちです。AはBであるということは、BがAであることを保証しないのです)。
弱い紐帯は当然ながら膨大にあり(Maxは世界の人口でしょう)、その中のわずか1つか2つが強く働くのです。

とすると、弱い紐帯にエネルギーを注ぐのはロスが大きいのです。ただ邪険にすると、きわめてまれにやってくる良いブラック・スワンを取り逃すことになります。

結論から言えば、「おだやかな人間関係」のテクニックを特に弱い紐帯に対して、いつも発揮することを習慣にすると良いと思います。

すなわち、自分にとっていまは全く重要性が無い関係こそ、非常に丁寧に扱うということです。
イメージとしては反比例する感じです。重要性がなければ無いほど、あたかも重要かのように丁寧に扱うということです。

僕の勝手なイメージですが、これこそが貴族的な在り方だと思います(貴族とは、ノブレス・オブリージュnoblesse obligeの貴族です。戦争で先に死ぬ人たちです)(貴族と成金が同じに見えるという目の不自由な傾向が僕らにはありますが、貴族は貴族です。成金ではありません。かつての成金も強盗も数世代でロンダリングされますw)(ここでの貴族の対義語は大衆です)。


*ですから、その意味では真っ先に戦場に行くのは貴族です。その戦争に反対していたとしても、真っ先に行くのが貴族的です(ですので、コピーライターがこのコピーをほぼ完全撤回したのもむべなるかなと思います)。

一方で、"I ain't got nothing against no Viet Cong; no Viet Cong never called me nigger."とキャリアも名声も捨てて徴兵拒否を貫くのもきわめて貴族的だと思います(Wikipedia


*モハメド・アリがまさに「俺はベトコンを殺さない。ベトコンは俺をニガーとは呼ばない」と言い放った1966年の写真です。


余談ながら、ブラック・スワン的な生き方(良いブラック・スワンを自分の人生に最大限に活かそうとする生き方)とは、良いブラック・スワンに対して自分を最大限にさらし、そしてその影響を最大化することでした。

なぜ我々が頭と身体を鍛え続けるかと言えば、プラトン化を進めるためではなく、ブラック・スワンが来たときの衝撃に耐え、そして良いブラック・スワンの影響を最大化するためです。
それが「よく準備したものにのみ成功が訪れる」という意味であり、間違ってもドクター・ジョンになることではありません(コツコツと真面目に間違ったことをしてはいけませんw)(正しいことをざっくりとやることです。デブのトニーのように)。

頭と身体を鍛える最良の第一歩は、筋肉を知り、筋肉を鍛えることです。
木曜日開催の「まといのば講座」では、最重要筋肉を一気にマッスルコントロールして、鍛える速度を上げるための方法を伝授します!!





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