前の日記にも書きましたが、昨夜ON THE ROADのアコ企画8周年記念ライブでご一緒したジュリアーノさんより、オリジナルCDを頂きました。

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帰り道の車中で早速聴いてみたのですが、

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これ、すごく良いです。

一曲目を聴いて、二曲目のイントロが鳴る頃には、すっかり夢中になってしまいました。もう一度書きます。これ、すごく良いです。

いやいや、無料というので油断して(?)いたのですけど、16曲も入っていて、オモチャ箱ひっくり返したようにバラエティーに富んでる。どの曲も本当に丁寧に作られてます。僕が過去頂いたアマチュア音源の中でも、これはズバ抜けた出来映えのCDです。


今までにジュリアーノさんのソロステージや、とよばん(バンド)でのステージは何度か拝見したのですけど、そのステージからは正直、この音源の音は想像もしていなかったな。

ジュリアーノさんの頭の中にはこの音が鳴っていたのか、と思うと、その才能に驚かされます。脱帽です。


とにかくアレンジが素敵で参っちゃう。いくつ入れてんだ?ってくらい沢山の音が効果的に鳴ってる。エレキ、アコギ、パーカッション、鍵盤、コーラス、SEまで凝りに凝ってバランスも気が利いてる。

奥様がサキソフォンとコーラスでお手伝いしてるのでしょうけど、それもまた良いのです。生の管の音を使えるなんて最高ですよ。

今のご時世、DTMで誰でも作曲できますし、音の良い打ち込み音源はいくらでもあります。けど、いくらDTMを巧みに操ろうと、音楽に詳しくなければコレは作れません。そういう音の構築です。5曲目の「LOVE&PEACE」なんて10分を超える組曲です。サージェントペパーズか大瀧詠一かって楽曲世界?


僕も作り手の端くれとしては、どうやって作ってんだ?と音作りを邪推したくなるのですけど、途中からはもう余計なこと考えるのを忘れて、楽しんでしまいました(考えてもわかんないので)。

ここまで来ると嫉妬もないです。楽しい。音楽って音が楽しく鳴ってこそ万事オーケーなのだ、という多幸感満載な音なのです。


ジュリアーノさん、連絡先を知りませんのでここに書きますが、マシスはこの音源、大変好きです。素敵な音源ありがとうございました



マシス