明日は東京に行きます。


佐野元春のライブに参加してきますチョキ



今、30周年記念ライブDVDを観ています。



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このブックレットの写真は凄く良いですね。きっとジャケット候補だったのだろうな




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個人的にはこちらがジャケットの方が良かったのでは?、と思ったりもします




DISK2→3→4→5と観進めて、いま最後の一枚DISK1の「僕が旅に出る理由」を観賞中です。



スポークン・ワーズは、実は以前より僕なりの楽しみ方を発見してまして♪、ついつい後回しになりました。


スポークン・ワーズと言えば僕はCDの「In motion2003~増幅」が大好きで、何度聴いても飽きないくらい愛聴しているのですが、「ナポレオンフィッシュ~」の20thに特典で付いていたそのライブ映像は、楽しみにしていた割に最初の一度しか観ていないのです。



CDではあんなに興奮したのに、どうしてだろう、と思ったのですが、単純にスポークン・ワーズのライブは音だけの方が格好良く僕の耳に響いたのです。


歌モノのライブは演奏者の姿を画面で凝視したくなりますけど、スポークン・ワーズではそれをしない方が《詩》のストーリー展開が頭に鮮明になる



まるで子供への童話の読み聞かせのように、読み手の顔を眺めるより眼を閉じていた方が《次は!?次は!?》って、意識で言葉を追えて、その言葉の切れ味に酔えたのだと思います。


だからDISK1の極意?は、《ながら観》ですよ♪


爪を切りながら、パソコンのキーボードを打ちながら(こうして日記を書きつつ)音だけを中心に楽しんでます。その方が真価が分かる気がしたのです

(あくまで僕の個人的な感覚で、ですが)


他のDISCでは勿体なくて画面を凝視しちゃいますし、どうしてもそちらを優先したいから(笑)、1だけ最後になったのですね。







スポークン・ワーズでの元春は、とてもシリアスで、シニカルで、ウエットです。とことん哀しみの共有を求めているようにすら見える、そんな振る舞いの元春は歌モノの時では絶対ありえない。お涙頂戴なんてキライですものね。


しかし元春が本気で毒づいたら、とんでもないです。面白すぎます☆



「ベルネーズ・ソース」はやはり素晴らしいな。畳み掛けてくる言葉のこの構築美ときたら☆もーう、いちいち上手すぎる、最高です。次に何を言うか分かっていても痺れる。どうしても耳で言葉を追っちゃいますもの。



「ポップ・チルドレン」の歌詞、《ビデオフィルムのエンドマークを探してる》が《パソコンの検索画面を見つめてる》に変わっていて、ドキっとしました。


そして、今回の「ポップ~」は後半になるにつれてイントネーションの抑揚がデカくなって、朗読と言うより歌っちゃってますね。カッコイイ☆



「アルケディアの丘で」も大好き。これはアニメーションでイメージフィルムを作って欲しい。郵便局員とユニコーンの最後の会話のシュールさはすごく短編アニメな世界だと思う。



ああ、それなら「ベルネーズ・ソース」の台所の風景もプロモ映像に出来そうだなぁ




イカン。また書きすぎた。DISC一枚でこんな感想の書き方をしたら、明日からのライブの感想が追いつかない(笑)



他のDISCの感想はまた気の向いた時にでも☆





旅支度を確認して、今日は早めに休みます




明日恵比寿に集い、ライブに参加される皆さん、楽しみましょうね。



よろしくお願いします











mathis