買ってしまった


音楽家の居る庭 ~mathis~-111207_1823~01.JPG


「小澤征爾さんと、音楽について話をする」

/小澤征爾 村上春樹



村上春樹が好きで、音楽が好きな僕は、村上春樹の音楽に関した本には目がないのです


再来週には元春に会いに東京へ行くので、今は些細な無駄遣いも禁物なのですが、本屋で積まれていたのでつい油断シマシタ



まだ途中までしか読んでないのですけど、村上春樹がインタビュアーの立場なので、どちらかと言えば小澤征爾の色が強い本ですね。《聞き上手》村上春樹の本領発揮といった感じか



「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」の系譜な一冊と言えるでしょう。



内容、ちょっと難しいです。



クラシックのファンの方ならきっと凄く面白い読物なのかも


《僕は音楽は素人ですから》

とか言いつつ村上春樹の音楽の理解っぷりにはただただ驚きます。


ツテを通じて偶然知り合い、世間話をする仲になった二人なのに、村上春樹の言うことはいちいち《小澤を知りつくしているマニア》かのような蘊蓄っぷりです。



小澤征爾と楽しそうに喋ってるけど、言ってることチンプンカンプンですよあせる。この二人の耳にはいったい何が聞こえてるんだ!?って、頭に【?】マークが並びます。



羨ましくなりますね。クラシック、楽しめたら良いのにな。


興味ない訳ではないです。無理してまで自分の音楽の趣味は拡げたいと思いませんが、いま楽しみたい音楽で手一杯なだけで



未来の自分の感性に期待ですね



まぁ、趣味の感が強い本ですよ。村上春樹が聞き手でなければ企画としても厳しかったかも。よくぞ出版されましたって思う。



ゆっくり読みたいと思います











mathis