《ラフな演奏》ってのは《下手でもいい》ってことと同意のように勘違いしちゃいけない




ホントに本当~に演奏の上手い人こそ、《ラフな格好良さ》があるので




下手なヤツが《ラフに演る♪》なんて、演奏能力が無いのをごまかしてるだけ




《下手でもせめて気持ちを伝える》?、ちゃんちゃらおかしい




下手くそがそんなん口にするのは《気持ち》も《演奏技術》も軽んじてる発言、と



取られて仕方ない





ああ


汗



僕は下手くそなので





そう言われても下手な演奏を披露するしかない




音楽の知識もなければ、指も恥ずかしいほど動かない、声も出てない




自分の気持ちを歌で伝えようなんて、おこがましい気持ちはないです





メッセージなんてない


誰かに何かを言えるほど、自分が偉い人間な訳もなく




ラブソングで自分の恋愛観をアピールしたいとも思わない






とにかく、今



《上手くなってから》、じゃなく今、歌を歌いたくて




上手くなるのを待てなかったのです




とりあえず飛び出して歌い始めてしまったのです





慢心しちゃいけない




いたずらに歳ばかりくって、偉くなれた訳もない



自分の下手さは忘れたり出来ないです





僕の作る歌の、なんと頼りないことか





でも、歌を作って、歌うのです




練習に練習を重ねて、《上手くなったあかつきに!》じゃなく、




とにかく、今




そんな訳で


《下手くそが人前に出て来るんじゃないや》



っていう諌言を、いまだひっくり返す理屈もなく



自分が歌うことを正当化する理由は




子供の駄々のような説明しかない





そりゃ上手くはなりたいけど




上手いねって言われることが、僕が音楽でやりたいことじゃない




やっぱり言い訳じみてしまいますね










mathis