鬼束ちひろの新譜を借りて来ました

音楽家の居る庭 ~mathis~-110509_2116~03.JPG


前作の『ストーリーテラー』がずいぶんと声が戻って来ていて


《復活?》と思わせてくれる仕上がりでしたので、今作は楽しみにしてました



が、少し緩い



声はまずまず出ていますけど、楽曲がちょっと散漫な印象です




それでも何曲かはぐっときます



「EVER AFTER」なんてアレンジがポップ過ぎるかとも思うけど、聴いてジーンとしますね




《あの声》さえ健在なら、何を歌っても素敵だろうと思うのですが



まるで《あの声》に聞こえないような加工をしたアレンジの曲はいただけません




総じて残念




プライベートでごたごたしてしまうのは、ああいう歌を歌う人の性なのでしょうか



吐き出さねばおさまらない澱のような感情



彼女の歌にはそんな業を感じます






僕の話ですが



気に入ったメロディーがあって


歌詞を書きたいけど、うまく言葉がはまらない




ちょこっと煮詰まってます



よくあることです




創作のグルッぽで、煮詰まったらどうする?って質問があって




僕はひとつに煮詰まったら、あえて別の曲にチャレンジして気分を変えるのですが




実際、気に入っているメロディーに早く歌詞を付けたいと焦るばかり




結局のところ


そうなったら、もう何もしない




焦って付けても、間に合わせになるなら



自然に作れるのを待つ




天才ではないですからね


コツコツやるしかないのですが




以前より集中力も落ちてる気がします




一曲一曲出来上がるのにインターバルが開くのです




アマチュアは締め切りに急かされる訳ではないですが




いつも自分に急かされてます




作らなきゃ作らなきゃ、って思ってしまうのも


業みたいなモノ?



いやいや



趣味ですシュミ













mathis