数学を好きになるためには? | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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数学というと難しいイメージがあります。

苦手意識をもっている方も少なくないのではないでしょうか。

 

 

あなたはどうですか?

 

数学と聞いてどんなイメージを持ちますか?

 

 

ここでは、数学と向き合うために

どうすればいいのかをみていきたいと思います。

 

 

 

 

では、

 

数学の力をつけるにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

「好きこそ物の上手なれ」
 

 

という諺もあるように、

数学を好きになることが大事なのではないでしょうか。
 

 

好きなことをしているときって、

あっという間に時間が過ぎると思いませんか?

 

逆に嫌なことをしているときって、

なかなか時間が経たないものです。

 

嫌だなぁ、

早く時間が経たないかなぁ、

 

と時計ばかり見ても、まったく時間は進んでいません。

 

同じ時間なのに、不思議なものですね。

 

 

だから、

 

あまり難しく考えずに、

 

リラックスして、数学に触れてみましょう。

 

ハーブティーを飲みながら、

ゆったりしながら数学をするのもお勧めです。

 

 

数学をしながら柔らかくて優しい気持ちになれたらいいなぁ、

と私は思っています。

 

 

なんか数学っていうと、

 

世間では、

 

硬い

難しい

厳しい

 

などのイメージがつきすぎているように思うのです。

 

なんだか寂しいなぁと思います。

 

 

 


じゃあ、どうすれば数学を好きになれるのでしょうか?
 

それは、

 
ズバリ、

 

 

数学に慣れ親しむ

 
ことが大切だと私は思います。 
  

なぜなら、数学に慣れ親しみ、 
計算を楽しんでいるうちに、 

自然と数学の力はつくものだと思われるからです。

 

 

まずは、

 

数学を身近に感じることから始めてみてはいかがでしょうか?
 

普通生活をしていると、
あまり数学を意識することがないかもしれません。
 
数学というとまったく関係のない
世界のように感じる人が多いと思うんです。
 

ただ、
 
世の中は、気づかないところに数学が満ち溢れていて、

少し意識をするだけで、
数学を感じることができると思うんです。

 

たとえば、

 

花びらの枚数は、

5枚、8枚、13枚、・ ・ ・

などが多いと言われています。

 

 

 

 

これは、どういうことでしょうか?

 

これはフィボナッチ数列に現れる数なのです。

 

1,1,2,3,5,8,13,21,・ ・ ・

 

これをフィボナッチ数列といいます。

 

規則性は分かりますか?

 

 

1と1をたすと2

1と2をたすと3

2と3をたすと5

・   ・   ・   ・  ・

 

というように、

 

連続する2つの数をたしたものが次にくるような規則性

 

となっています。

 

このフィボナッチ数列は、

人が美しいと感じる黄金比とも関係しています。

 

このように、花びらの枚数という

ちょっとしたところにも数学が深く潜んでいるのです。

 


ですから、
 
普段から数学を意識して身近に感じることで、
数学を好きになると思います。

 

ゆったりと数学の本を読むのもいいですね。

 

 

 

インドの数学者 ラマヌジャン は、

世界中の誰も見つけていない公式を

次々に発見した大天才です。

 


 

 


ラマヌジャンには興味深い話が伝わっています。

 

彼がまだ、事務職をしながら、

独学で数学をしていた頃 ・ ・ ・

 

自分が発見した公式をまとめて、

イギリスの大学教授であるハーディのもとに送ります。

 

ところが、

 

ハーディは、ラマヌジャンから郵送されてきた手紙を見て、

ゴミ箱に捨ててしまったといいます。

 

しかし、

 

ハーディはその内容がずっと気になっていて、

もう一度その手紙をじっくり読み直してみました。

 

そして、

 

驚いたといいます。

 

なんとそこには、

 

その分野の専門家である

自分でさえ発見していない公式が書かれていたからです!

 

まもなくハーディは、ラマヌジャンをイギリスに招待して、

2人の共同研究が始まりました。

 

 

共同研究では、

 

ラマヌジャンが発見した公式や定理を持ってきて、

ハーディがそれらに証明をつけました。

 

 

 

 

ラマヌジャンは、一日中数学と戯れていたといいます。

 

 
彼は次のように言われていました。

 

 

「すべての自然数は彼の友達です」

 

これはとても印象的な言葉です。

 

数字と友達になるくらい慣れ親しむことが、

数学を好きになる秘訣だと

 

ラマヌジャンから学ぶことができます。

 

 

 

 

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