最近東京は天気が安定していていいですね!
朝も清々しいです。
さて、今回は前回お話ししました、「企業研究の具体的なやり方」についてお話しをしていこうと思います。
かなり話が長くなってしまうので、何回かに分けてお話しできればと思います。
先日までの記事で、まずは「経済ニュースを観る習慣」と「活字を読む習慣」をつけるのが大事であるとお話しをしました。
今回からは具体的にやっていきます。
そもそも、企業研究って何ですか?というお話しですが、
『相手(受検企業)を知らずして、戦に臨むべき(エントリー・受検)ではない』ということです。
具体的に必要なものを紹介します。
・企業ホームページ(採用HP+事業内容が書かれているホームページ)
・業界地図でのその企業と関連企業との関係
・その企業に関連している新聞記事・雑誌記事
以上です。セミナーを受ける方はこのぐらいはチェックしておきましょう。
しかし、志望動機を作る方は以上では足りません。では、何を用意すればいいのか?
・会社四季報or日経会社情報(上場企業の場合)
・未上場四季報(未上場企業の場合)
・その企業のIR情報
・必ず会社訪問をすること!
わたしは四季報をくまなくチェックすることをお勧めします。
なぜなら、財務情報等、会社の根幹を握っているお金の流れが一目でわかるからです。
それだけではなく、企業業績の推移、会社の予想がいくらで進捗率はいくらなのかがわかるのもよいところです。
あとは会社訪問をしてください。
実際に企業の中身を見てくるのと、見てこないのでは志望動機に書くことができる部分が大きく変わってきます。
HPしか見てないなというESと企業の内部まで見て書いたESは、企業の採用部のみなさんも違いを分けるはずです。
実際に学生時代にわたしが書いたエントリーシート(ES)が見つかりました。
【実際に入社した某大手証券会社のES】
志望動機を400字以内で記入してください。
第一に『どの先輩社員も、仕事に対する情熱が高い』点。
以前、先輩社員とお会いした際におっしゃっていた「証券は夢とロマンを与える」という言葉がとても印象的でした。
証券に対しお客様と熱い想いを共感してもらう、誠心誠意向き合った営業を心がけていると感じたからです。
そのような情熱をもった先輩社員と共に働くことができる貴社であれば、プロの証券マンを目指すことができると考えました。
第二に『現状に甘んじることなく、新しいことに挑戦していく風土がある』点。
貴社は、(中略)、他社とは異なった戦略を打ち出しています。
お客様の価値向上のために新しいビジネスモデルに挑戦する姿勢は、
いつまでも「働く意義」や「向上心」を忘れることなく、
高みを目指して働くことができる環境があると考えました。
以上2点に魅力を感じ、貴社の志望に至りました。
自分で自画自賛しても仕方ないですが、
赤字で書いた部分は、実際に社員の方にお話しを伺った時の話を書いてあります。
特に社員の方が言っていたお話しを載せたのがよかったのだと、当時の人事の方に褒められました。
みなさんも企業研究は必ずしたほうがいいですよ!
というわけで、また更新します!