ふうせん遊び ３風船怖いヨ！そして1年後

風船をたたいたり、かみついたりして遊んでいた抹茶。

一転、風船と距離を置き始める。

（前回までの話）　「　ふうせん遊び　１初めて見る風船　　　」
「　ふうせん遊び　２風船ロケットを追う　」

つまんなくなっただけなのか、コワくなったのか、
ちょっと実験してみる。

抹茶のお腹の下に、風船を置く。

抹茶、妙な格好で固まってしまった。

何度も割るうちにコワくなってしまったんだろうか？

イヤな記憶が薄れるまで風船遊びはやめておこう。



そして1年が経過。

もう大丈夫かな？…というわけで

風船再び。

通算30分の７個目。

向こうに離れて、じっと見つめる。

近づけると…

どんどん遠くへ行ってしまった。

空気ポンプの音が怖いのかな？

…違うようだ。

抹茶、逃げ回る。

やっぱりコワいようだ。


数日後、しぼみかけの風船をジャマにならないとこへ運んでいたら…

なんと抹茶、風船をくれと言う。

しばらくじーっとして動かない。

なので写真をパシャパシャ撮っていたら
いきなりすっくと立ち上がり、

まんぼうを追ってうろうろ歩き始める。

まんぼうにくっつきたかったらしい。

ずいぶんガッツリと風船をかんでるから…

とうとう穴をあけてしまった。

風船はどんどん小さくなっていく。

抹茶びっくりして、風船をくわえたまま右往左往。

風船、果てる。

伊賀忍者柴犬抹茶、「大きいもの」には弱く、
「小さいもの」には強く出る。

師匠の亀仙人に習ったらしい。

あたち　つよいヨ♪

風船はまだ23個残っている。（イヒヒ…♪）


（今日の抹茶　２才10ヶ月）

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