柴犬抹茶の避妊手術 ４抜糸

伊賀忍者柴犬抹茶、避妊手術後のエリザベスカラー生活にうんざり。

不自由な生活を送っていた。

（前回までの話）　「　柴犬抹茶の避妊手術　１準備から手術まで　」
「　柴犬抹茶の避妊手術　２退院から再診まで　」
「　柴犬抹茶の避妊手術　３カラーでイライラ　 」

手術後９日目、いよいよ明日が抜糸という日の夜。

抹茶、良からぬことを思いつく。

そしてきっとこんな風に

エリザベスカラーを前足で押さえて、口に近づけたに違いない。

抹茶、カラーに張ってあった透明ガムテープをはがす。

仕方ないので、家にあった茶色のガムテープで貼り直したら

目障りらしく、青筋を立てて怒り暴れ続ける。

困って病院に電話し、連れて行くと

半日早いけど、傷口が治っているので抜糸することになる。

抹茶、まんまと自由を手に入れる。

まさか計画的にやったんじゃなかろうか…。

抜糸した抹茶のお腹には

傷跡が全くなかった。

こうして抹茶の避妊手術は終わった。

無事成功して、本当に良かったなあと思う。

今回、抹茶は避妊手術をしたけれど、
もしまたするかどうか考える機会が訪れたら、
「前の犬が去勢・避妊手術をしたから」
という理由では踏み切れない。
（ましてや人に勧めることなんてもっとできない。）

その時その時、何度でも、一から考える。

専門家の意見や周囲の環境は、時々刻々と変わるからだ。

そうは言っても、私は素人、専門知識があるわけじゃなく、
専門家同士の異なる意見を聞いても
どれが正しいかなんて正確に判断できない。

どれに賛同して何を言ってみても、受け売りになってしまう。

そこで結局、頼れるのはかかりつけの獣医さん。

何かあった時にはきちんと面倒を見てくれるからだ。

いつか、手術よりもっと負担のない方法ができるといいなあ…。



すっかりいつもの生活に戻った抹茶、また元気にしつけ教室へ通う。

楽しそうに遊ぶ抹茶の姿を見られるのはとても嬉しい。

ずっとずっとそうあって欲しいな。


（つづく）

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（今日の抹茶　３才６ヶ月）

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