ぶるちゃんのお宅では、7月7日にとても可愛がっていらした、11歳になるラブラドールレトリバーのジャス君というわんちゃんとお別れをされました
昨年の秋頃から歩行する姿に違和感を感じ始め、検査したところ、粘液肉腫であることが判明しました。その時点で、断脚という選択もありましたが、飼い主さんのご希望は断脚せずに一日でも長く、そして穏やかにジャス君と共に生活をして行きたいというものでした
その後、ジャス君の経過を観察しながら秋から冬、そして春へと季節は移り変わって行きました
検査をしてからちょうど1年が経った今年の秋に、お嬢さんのAさんがアメリカへ嫁がれることが決まり、結婚の準備のために会社を退職されました
そして丁度その頃ジャス君の容体が悪化し始め、それ以来Aさんはずっとジャス君のそばにいて、お世話をされていらしたということでした
中学生の頃からジャス君と生活を共にして来られたAさんは、もしかしたら自分がアメリカに行くと決めたので、ジャス君がこうなってしまったのではないかと気にされているようでした
しかし自分の状態がいつもと何か違うと感じていたはずのジャス君にとって、Aさんに優しく声を掛けてもらったり、触れてもらえたことがどんなに嬉しく、心強かったことでしょう
そんなジャス君が一番大変な状態の時に、Aさんがずっとそばで見守り続けられる環境であったことは、これまでジャス君を大切に思い、接して来られたAさんへの神様からのプレゼントなのではないでしょうか
Aさんが精一杯ジャス君のお世話が出来たことと共に、アメリカに嫁がれる前にしっかりお別れが出来たことは、辛いながらも一番いい流れだったのではないかと思います
ジャス君とお別れをされた後、Aさんがジャス君への思いを綴って下さいました
ジャス、ジャス、ジャス・・・
大好き、大好き、大好き・・・
と綴られた言葉の中に、ジャス君への抑えきれない思いが溢れ出ているように感じられました
また改めてAさんの文章を掲載させて頂きたいと思います
是非、ご覧くださいね