第二十三回目の子育てメソッドは、「失敗を恐れない」です。
皆さんはTED(Technology Entertainment Design)をご存知ですか?
様々な分野をリードする人物たちのプレゼンテーションです。
以前TEDの中で映画監督のジェームス・キャメロン氏のプレゼンを観たのです。
その中に、とても共感するお話しがありました。
それは、「何をするにしても、失敗は選択肢にあるが、恐れは選択肢にない」という言葉です。
以前、僕もこのブログで「子供に失敗をさせて下さい」とお話しました。
「失敗は子供に与えられた権利」だと。
なぜなら、人は失敗から多くを学び、いろんなことに気づかされるからです。
失敗する経験を奪うということは、学ぶことを奪うのと同じなのです。
だから、たくさんチャレンジして、たくさん失敗する方がいい!
でも、もし失敗することに恐れを感じなければならない環境だったらどうでしょう?
上手く行かなかったことを他人から責められたり、毎回ネチネチと文句を言われたりしたら・・・
当然、失敗をしないために「チャレンジをしない」という選択をしてしまいますよね。
僕は、子供を育てるうえで、その環境が一番怖いと思っています。
それは子供が一番理解してほしい、認めてほしいと願っている両親が失敗を責めることです。
僕もコートではよく怒鳴ります。
でもそれはチャレンジしないこと(失敗を恐れて)と、手を抜くことに限定しています。
全力で挑んだ失敗は絶対に責めないと決めています。
戦いの場ですから、気を注入するために叱咤はしますが、後のフォローはちゃんとしています。
でも、そんな指導者のフォローより、両親の励ましが一番なのです。
大丈夫だ!何度でもチャレンジはできる!
失敗はあり!
恐れは無し!
だぞ!って。
次回のキーワードは、「好奇心に勝るもの無し」です。
お楽しみに。