JR馬橋駅から山の手線と交差する西日暮里駅まで、直通各駅停車で22分 | MAST石川不動産「きまま日誌」

JR馬橋駅から山の手線と交差する西日暮里駅まで、直通各駅停車で22分

JR馬橋駅から山手線が走ってる西日暮里駅までは22分です。

東京メトロ千代田線西日暮里駅改札を出ると、そこはJR西日暮里駅構内でもあります。階段を上れば山手線が走っています。

JR西日暮里駅から山手線各駅への乗車時間は次の通りです。

ターミナル駅池袋駅までは11分、新宿駅へは19分です。

また、逆方向のターミナル駅上野駅までは5分、東京駅へは13分、品川駅へは25分です。

西日暮里駅というと何が有名なんでしょう?やはり開成高校でしょうか?

新宿方面行きのプラットホーム前方にに立ちますと、目の前高台に、その校舎があります。見るつもりが無くても、目の前ですから、目に入ってきて、壁に刻まれた校章を眺めてしまいます。今現在では、東京大学への入学者数では全国1番なのではないでしょうか?

山手線に乗っていると、いろいろな有名私立校の制服を着た、小学、中学、高校生を頻繁に見かけますが、こちら開成中学、高校の生徒さんもその中の一つです。JR馬橋駅でも、その制服をよく見かけることが出来ます。JR馬橋駅から、西日暮里駅までは20分足らずですから、通う生徒も多いようです。

西日暮里、日暮里界隈は、近くに谷中霊園を控えてますから、たくさんのお寺さんがあります。西日暮里を降りて、西側高台に西日暮里公園がありますが、公園をぐるっと廻って日暮里方向に歩いていくと、道の両側にさまざまな宗派のお寺さんを目にすることが出来ます。上野公園までのちょっとした散歩コースにはもってこいです。

途中、日暮里駅からの通りと交差しますが、それを突っ切って更に上野方面に向かいますと、左側に、朝倉彫塑館があります。彫刻家朝倉文夫が昭和3年から10年にかけて建てた、和洋折衷の古い建物です。コンクリートと木造で出来ているアトリエ兼住まいの、個人の住まいとしては大変大きな建物です。現在は台東区の財団が管理されているようです。

朝倉文夫って知ってます?高村光太郎は知っているけれど、朝倉文夫は知らないという方がほとんどではないでしょうか?

早稲田大学の大隈重信の胴像って知ってます?大学の正門を入って突き当たりに見下ろすように聳え立っているのが大隈重信の胴像です。実は、朝倉文夫の作品なのです。早稲田大学の学生でさへ、知らないのではないでしょうか?さらに、驚くことに、こちら朝倉彫塑館に、早稲田大学にあるものと同じ像が展示されているのです。これも知らない学生がほとんどではないでしょうか?つい「これはレプリカですか?」と係りの人に尋ねたくなりますが、正真正銘の本物だそうです。同じ像が大隈重信出身の佐賀県のほうにもあるそうです。

そのほかにもたくさんの作品が展示してありますが、昭和初期の成功された芸術家の住まいというものを味わってみたい方には、お勧めのスポットです。昭和初期の建物と、たくさんの塑像、庭園、書斎、ひっそりとした静かな時間が流れてます。

朝倉文夫のお墓は、近くの谷中霊園にあるそうです。

谷中霊園には、最後の将軍、徳川慶喜のお墓もあります。

谷中霊園に立ち寄ったりしながら、ぷらぷらと歩いていくと、やがて、東京藝術大学、上野公園界隈へと辿り着くことが出来ます。西日暮里から上野まで、歴史と芸術に触れ合いながらの散歩(運動不足解消のためにも)、いかがでしょうか?