みなさんこんばんわ!!

更新おそくなってしまい、すみません(;_;)

いろいろ、気持ちの整理をしていたんですがまだまだWIZ熱は冷めやらぬかんじです。

横浜、大阪、東京を周り、最後に名古屋大千秋楽。終わりました。

まだ、ほんとに終わった気がしない。
のが正直な気持ちです。

こんなに必死になって突っ走ったこと久しぶり。いや、下手すりゃはじめて。

毎日が戦いで、毎日が楽しくて。
私の人生を大きく変えてくれたWIZ。

オーディションスタートから数えてみると約半年。あっという間でした。

最初は演劇部しかオーディションを受けられなくて、どうしても受けたい!!とおもってるうちに私も受けられることになり!

亜門さんに顔と名前だけでも覚えてもらえたら。と受けた一次審査。

正直なめてた自分がいた。
メンバーみんながいままで見たことないような本気な顔で、歌ってお芝居してる。
みんなもガチなんだ。って
少し怖気付いたのを覚えてます。
震えた。緊張した。

でも、その経験がまた自分の負けん気に火をつけて、
この役は絶対掴みとるんだっ!って気持ちに変わっていきました。

ドロシーをやり遂げたいま、自信はないけど自分を信じて頑張るんだ!前に進むんだ!そう言い聞かせてた最終審査はドロシーそのものだったなぁと感じています。

ドロシーをやるには老けてる。なーんて言われてたけど笑
初日があくと見にきてくれた知り合い、メンバー、友人たちが口を揃えてドロシーだったよー!と言ってくれました。

何よりも褒め言葉だったな。
そこにドロシーが存在したって言ってくれたことがほんとに嬉しかった(*^^*)

稽古期間はほんとにたのしくて。
意外に人見知りなわたしなんですが、、笑

すぐ溶け込めた。
現場は英語が飛び交ってて。笑
みんなちょーオープン。
もともと親しくなるとかなり日本っぽくないコミュニケーションをとるわたしにとっては居心地が良すぎました。

メリハリがすごくあって普段はかなりふざけてるんだけどやる時はやる!
みんなプロ中のプロだなと思いました。

スタッフ陣もすごい。すごいって言葉で表すのが申し訳ないくらい。

亜門さんはじめほんとにパワフルなスタッフさんたちでした。
いろんな人の化学反応が毎日あってキャストも遠慮なく意見をいう。

演出家に言うっていままでにはあんまり経験したことがなかったけど、
思ったことがあればどんどん言ってきてほしい。
亜門さんはそう言ってくれました。

こんなまだまだなわたしのちょっとした疑問や、意見を取り入れてくださったりとことん話あっていただいたり。

なんだか自分の意見をちゃんと尊重してもらえてるのが嬉しくって(;_;)
毎日刺激的で笑顔が絶えなくてたのしかった。

でも稽古最終日近くに、亜門さんに直接朝から一対一で指導していただく時間があり、その日にはじめて焦りました。

増田はもっとできる。


そう言われた時に、グサっときた。

いままで無難になんでもやってきた自分。それが嫌でこのオーディションに挑んだのに、まだ現状に甘えてる自分がいた。

でも何からすればいいのか分からない。亜門さんにそういわれるまで、気づかなかった自分がすごく情けなかった。

それからの3日間くらい、ほんとに自分と向き合って、作品を見つめ直しました。
そしたら、ぜんぜん違った。


亜門さんはわたしに言ってくれました。
僕は君を信じてる。できなきゃ言わないから!

って。
ほんとに胸の奥にジーンときて、いまにも泣きそうになった。
自分よりも、自分を信じてくれてる人がいる。
また恥ずかしくなり、なんでもっと自分を愛してあげられないんだろぅって考えてました。

信じてあげるだけで、出てくるパワーが全然違う。

今回のWIZで学んだこと。

陣内さんの演じるウィズの台詞であったけど
自分が自分を信じて、奇跡を起こそうとしなければ、奇跡は起こらない。

ほんとにその通りだと思いました。

人ができるって思って、信じたときのパワーといったらすごいんです。

何度も挫けそうになったけど、その言葉に支えられました。

出てる作品に勇気づけられるって、そんな幸せないよね。
ほんとにやり甲斐がありました。


何より、お客さんが入ってからのみんなの勢いが凄かった。
それと共にお客さんの笑顔が増えて、会場自体がビックリするほど、キラキラしてた。


毎日そのパワーを身体中受けるのは正直すごくエネルギーがいったけど、歌いながら全身に鳥肌がたったことなんてなかったから驚きました。

最後に1人で歌う、HOME。
最終審査でも歌わせてもらった曲。思い入れが強すぎて、うまく歌えるか分からなかったけど、
うまくとか、音程をとる、とか
そうゆうレベルじゃなかった。

もちろん、技術は必要なんだけど
心で唄うってことを亜門さんが教えてくれました。

全身が震えて、ほんとに愛で身体中がいっぱいになった。

最後の歌詞で
この世界には溢れていた
わたしにも全てにも愛が

ってフレーズ。歌いながら、たくさんのいままで出逢った人、涙、笑顔が走馬灯のように頭を駆け巡って
異空間にいるような感覚になりました。

辛いこと、もぅやだって思ったこと、家から出たくないって思った経験もあったけど、
そんなのどうでもよくなって

得体の知れない何かがわたしを包みこんでくれました。

わたしが知りたかったのはこれだー。って、ほんとに感じた。


全ていま起きてることが奇跡でそれを当たり前に思っちゃいけない。


なんかね、スケールが大きすぎて、うまく文章にできないの。笑

でも、もぅ何があっても大丈夫だなって。そう思えました。

このWIZは、永遠に自分の中に生き続けると思います。

だから終わっちゃってすごくすごくさみしいけど、どこか身近に感じてまだ生きてる。あったかい感覚があるんです。

見にきてくれたみんななら、分かるんじゃないかな?このかんじ。

うん、絶対忘れない。忘れたくない。


最後のカーテンコールの挨拶でも言わせていただいたんですが、
オズの魔法使いはかかし、ブリキ、ライオン、ドロシーがそれぞれコンプレックスを持ちながらもそのコンプレックスに思ってる物を魔法使いにもらうために、前を向いて進んでいく。というお話。
でも結局は自分の中に答えがあったんだよね。

そんな風に、もし、みんなが自分が嫌でコンプレックスをたくさん持ってたとしても自分を信じて、愛してあげることによって、本当に毎日が違ってくると思うんです。だし、みんなしか持ってない良いところ、きっときっとたくさんあると思う。

私も実際、自分が本当に嫌になるときばっかりだし、コンプレックスもかなりあります。ほんとにビックリするくらい自分が嫌だった。
強くみられるけどね。(;_;)

今回の作品に出逢って、そんなところも自分の良いところなのかなって思えるようになりました。

もっと向き合おうと思ったし、褒めてあげて信じてあげようと思いました。

だからみんなも自分を認めてあげてね。
ちょっとだけ。ほんのちょっとだけでいいから^ ^
1人1人の人間のパワーって凄いんだっ!って、ステージに立って改めて気づくことができました。

だからそれを感じさせてくれたこのカンパニーが愛おしくて仕方ないです。
できれば、ずっと一緒にいたい。笑

でも、始まりがあれば終わりがあって、
終わりがあるからまた始まるんです!

私はいまからもっともっっとスキルアップするためにたっくさん経験を含んだスポンジをまたカラカラに乾かしてもっといろんなことを吸収しますニコニコ

これからみんなをあっと驚かせられるような、女性になってみせるぜぃっ!

人としてちゃんと芯を持って温かい人間でありたい。


これから、これ以上の感動を皆さんと味わうために身体にムチ打って頑張ります!

あ、体調崩さない程度にね。

時には休むことも大切だなぁと感じました。笑


これからのわたしに期待していてください!!!

こんな長文久しぶりだー。


でも、思い残すことないです!!

オフショットがいっぱいあるから、また載せるね!

最後まで読んでくれて、本当に本当にありがとう。

わたしは、みんなが大好きです。


ドロシーは永遠にみんなの心の中にいる

よし、また明日からがんばります!


ほんとにありがとう。


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にゃもし(*´ω`*)



゜+。Chiro。+゜