【選挙結果】目黒区長選挙(東京都) | 嶽正義 チバを盛り上げる!
2016年の地方自治体選挙の結果はこちら

◆目黒区長選挙(東京都)


東京都目黒区長選挙は17日投開票が行われました。
結果、現職の青木 英二(あおき えいじ)氏が四選。
有権者数は220,290人。
投票者数は057,316人。
投票率は26.02%でした。
以下は今回の選挙の立候補者の顔ぶれです。
左から得票数,得票率,年齢,性別,現新,名前になっています。

33190 57.91 61 男 現 青木 英二(あおき えいじ) 当選 
22814 39.80 66 男 新 小泉 一(こいずみ はじめ)

■今年一番の低投票率


予め予想はできたことですが、やはり東京の区長選挙は投票率が低いですね・・・。
今回の投票率26.02%は、神奈川県藤沢市長選挙(27.81%)よりも低い投票率です。
2016年4月17日現在では一番低い投票率ですから非常に残念。
もう少し盛り上がりを見せて欲しかったなというのが個人的な感想です。

■本当に「オール野党」って実現するの?


今回の目黒区長選挙では、現職の青木氏に自由民主党民進党公明党社民党の推薦が。
一方の小泉氏には日本共産党の推薦がつきました。
私からすると”あれれ・・・?”です。
『野党共闘』って国政のみの話しなの??って思いました。

小泉一さんと新しい目黒を! 区政をただそう目黒プロジェクトを読みました。
そこには以下のように書いてあります。

また、青木陣営が自公民等オール与党の推薦を受けたのに対し、
小泉陣営は政党としては日本共産党の単独推薦のもとでこれだけの闘いをしたことは、
全国の野党共闘を進める運動を励ます力にもなったと思います。


自公が「与党」なのは分かりますけど、民進党と社民党は明らかに「野党」でしょう。
それとも”オール与党”というのは区議会での話しなのでしょうか?
しかしそれだと社民党は目黒区議会で議席を保持していないしなぁ~と思ったり。。。
何れにしてもちょっと”オール与党”って表現するにはムリがあるんじゃないかなと。

それにこれで「全国の野党共闘を進める運動を励ます力」と言われましても・・・。
って感じです。
これが民進党も社民党も小泉氏を推薦していたのであれば理解できます。
でもどうして民進党と社民党は、小泉氏ではなく青木氏を推薦したのでしょう?
『野党共闘』なんていうのは口先ばっかりで、全然共闘できていないじゃん!!
というのが私の率直な感想。
皆様もそう思いませんか??

私はこれまでも主張してきたように、地方自治体レベルの日本共産党は嫌いではありません。
ぶれずに良し悪しは別にしても、自党の主張を貫き通す姿勢は素晴らしいとすら思います。
寧ろ批判されるべきは、『野党共闘』と言っておきながら裏切った形の民進党と社民党。
この二党の「信念」とは一体どこにあるのでしょうか?
またこんなぶれぶれの政党に、貴重な一票を投票しようなんて私は思えませんね。

独自候補者を擁立することもできず、また共闘するべき日本共産党の候補者は応援できない。
民進党と社民党は本当にそれで良いのでしょうか??
段々と書いている内にむかっ腹が立ってきました(汗)

勝ち馬に乗るのも良いでしょう。
でもどうせ乗るのなら、最初から『野党共闘』なんて言わなければ良いんです。
今夏の参院選で例え勝っても負けても、こんな状態じゃ共闘も直ぐに瓦解してしまいますよ。
国民もバカではないので、しっかりと野党の体たらくぶりをチェックしています。

あくまでも個人の一見解ですが、あんまりにも酷いので、つい長々と書いてしまいました。
これでも国政では「共闘」「共闘」言っているんですから、はっきり言って苦笑してしまいます。
最後に私から一言・・・。

『こんな野党に未来なし!!』

以上です。