【選挙結果】坂戸市長選挙(埼玉県) | 嶽正義 チバを盛り上げる!
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◆坂戸市長選挙(埼玉県)


埼玉県坂戸市長選挙は17日投開票が行われました。
結果、現職の石川 清(いしかわ きよし)氏が二選。
有権者数は80,538人。
投票者数は37,831人。
投票率は46.97%でした。
以下は今回の選挙の立候補者の顔ぶれです。
左から得票数,得票率,年齢,性別,現新,名前になっています。

20145 53.25 66 男 現 石川 清(いしかわ きよし) 当選 
10689 28.25 57 男 新 宮崎 雅之(みやざき まさゆき)
05859 15.49 56 男 新 小川 達夫(おがわ たつお)

■現職候補者の「実績」には敵わず

三つ巴となった今回の坂戸市長選挙。
結果は現職候補者の石川清氏が圧勝しました。
石川氏は2012年の坂戸市長選挙で、当時の現職だった伊利氏を破って初当選。
自由民主党からの推薦を受けていた、現職候補者を破っての初当選でした。

■市長も職員も、市民に喜んでもらうサービス業

石川氏は「市長も職員も、市民に喜んでもらうサービス業。」と話しています。
これは民間時代の経験から生まれた言葉なのでしょうね。
市議時代から毎朝、市内の小中学校の正門前で児童・生徒に声をかけていた石川氏。
教室へのエアコン導入も、一期四年の大きな実績です。
坂戸市長選 候補者の横顔(届け出順)

また自前の火葬場を保持していない坂戸市が、新たに越生斎場に加入することとなりました。
火葬場の問題は、全国どの市町村でも度々問題になります。
その火葬場問題が、石川市政で解決したのも市長の実績の一つ。
これらの実績を強調されては、新人候補者では太刀打ちするのが難しいかもしれませんね。

地方自治体ではどこもそうですが、石川氏も「若者や子育て世代」を意識しています。
もちろんシルバー世代への施策も大切です。
しかし若者と子育て世代が定住しなければ、自治体の未来はいっこうに明るくなりません。

石川市政の二期目で「北坂戸団地の再生と坂戸駅周辺の活性化」が実現できるのか。
また財政の健全化と、企業誘致による税収の確保も果たすことができるのか。
市長選での圧勝と引き替えに、有権者の石川氏にかかる期待感は相当なもの。
「地に足をしっかりと付けて、市民のために頑張っていきたい」と話す、石川市政の二期目が始まります。