昨日のブログにも書いていますが、先月5月7日に柏崎刈羽原発5号機原子炉建屋地下で発生した死亡災害ですが、東京電力は病名について公表はしていません。知りたいのですが、どうやらこれで片付けているようです。そして柏崎刈羽原発のホームページを見れば分かるのですが、原発では普通の建設現場ではあまり考えられないような事故が多いのです。僕が働いていた時には画像の2番目の事故(転落頭蓋骨骨折)がありましたが、あとから聞いた話しによれば、この方も亡くなられたと聞いています。画像2についてですがこれは比較的よくある踏み外し事故で原発内にはこのようなグレーチングで出来た作業通路がいたるところにあり、開口に足を踏み外し骨折や怪我が多いのです。僕も何度か経験しています。これらの事故は報告しない場合もあるのです。報告すれば即、現場退場になるからです。4次下請けからさらに下のいわゆる日雇い作業員になると逆に事故を起こせばその会社は迷惑料のようなお金を取られる場合さえ発生し働いていた作業員も不当解雇処分などが適用される場合もあります。尚、これらの事後例は柏崎刈羽原発のホームページをご覧いただければ分かると思いますが、ほんの一例に過ぎません。確かに2007年の中越沖地震後には作業員が毎日、数千人を超えていましたが、それを考慮しても事故の多さは目にあまるものがあります。

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