『今どきの若者』

いつの世でも「今どきの若者は」という言葉は聞かれるもの。確かローマ帝国時代の書物にも、そのようなことが書かれていたということを聞いたことがあります。

今日は、以前勤務していた会社の先輩で、今はその関連会社の社長さんでいらっしゃる方とお会いし、しばらくおしゃべりに花が咲きました。「うちの20代、30代前半ぐらいの若いスタッフというのはどうもね～」という話から、「今どきの若者」話に。僕もそんな話を聞きながら「ホントそうですよね～」なんて言うようになったんだから、オッサンになったわけですナ～。

最近の景気低迷を乗り越えるためには、何と言っても若い労働力が必要。そのためにもリーマン君、リーウーマンさん（？）たちにもがんばってもらいたいのに、どうも現状に対する危機感が足りないというんですよね。今自分たちが、会社が、日本がどういう状況に置かれているのかということがわかっているはずなのに、危機感を持っていない･･･　だからフレッシュなアイデアが出てこないし、行動力も伴ってこないらしいんですね。確かに僕にも思い当たる節が。仕事で関わった人の中には、妙に理屈っぽいんだけど、実際に仕事してみるとクリエイティビティに乏しい人とか、チャレンジ精神がない代わりに安定志向が強いという人がけっこういましたね～。このまま行ったら日本という国はますます斜陽の一途？でも当の本人たちはどこ吹く風なんでしょうかね～。

そういえば先日の朝日新聞に、ゆとり教育で育った世代で、現在若い社会人となった人たちへのアンケート結果が出てました。彼らは上司からの指示を待ってようやく行動する傾向にある、という分析結果が出てました。さてみなさんはどう思います～？