先日、めん 和正へ。
三軒茶屋駅北口Bの出口から、徒歩7分ほどで、到着。
オープン&行列ができる前ということで、看板のないお店を探すのは、なかなか大変です。
ちなみに、営業中はこんな感じの控えめな看板と、のれんがお店の目印です。
昭和女子大学正門の向かいにあることを地図で確認していたのと、
隣の油そば屋さんの看板、あとは煮干しの香りをたよりに(笑)、行列の先頭へ。
中ではご主人が寸胴に向かって作業しています。
外で待っていると、店内から自然と出てくる煮干しの優しい香りがたまりません。
オープン10分前の11:20、のちほど常連さんと分かった方が、行列2番目に到着。
これぐらいが、並ぶのにちょうど良いタイミングのようですね。
11:27 奥様到着。
常連さんだけでなく、並んでいる方みんなに挨拶してからお店へ。
自然とこのお店の柔らかい雰囲気が伝わってきます。
そういえばこの前のあのお店は、常連さん以外に挨拶無かったなーとか思い出す。
11:30 定刻通りオープン。
促されるまま、カウンターの一番奥の席へ。
綺麗な木の色が生きた、6名がけのカウンター。
奥に4名がけのテーブルも一つあります。
iPodに繋がったスピーカーからは、ゆったりとジャズが流れています。
11:37 満席。
11:38 到着したお客は、外の椅子席へ。
11:41 「つけめんはゆで時間が長くかかりますので、少しお待ち下さい」と断りを入れた上で、
2番目に入店された人のところに先にらーめんを提供。
小さいことなのですが、この一言があるお店は、実測で半分弱。
つけめんなのでラーメンより待つことは分かっていますが、
こういった細かいところにも気の利いた接客は、あまり顔には出しませんが、実はうれしいです。
11:43 着丼。
つけめん(並盛 250g) 750円
味玉 50円
一見したところ、かなり濃厚そうな魚介豚骨の色をしていますが、
丼が揺れたときに気づく、サラサラとしたつけ汁。
表面は少し、油で膜が張っています。
黄色い中細ちぢれ麺は、隣の人のラーメンの太さと少し近いですが、少し太めです。
そのままいただくと、みずみずしさが伝わってきます。
さっそくつけ汁に麺をつけていただきます。
見た目とは違ってややあっさり目の魚介豚骨で、魚介系動物系どちらもバランスも良し。
サラサラ行けますので、これなら老若男女を問わず、受けそうなタイプです。
つけ汁の底から、丼の直径に限りなく近い、巨大ロールチャーシューを発見。
箸でつかむとハラリと崩れる、程よい仕上がりです。
細目のチャーシューを、5-6本発見。
味玉は、中心部のみトロッとした、固め、柔らかめどちらの人にも好まれそうな固さ。
麺を完食し、スープ割りをオーダー。
戻って来たスープを見ると、幸せなことに、なみなみと入っています。
煮干しのふんわりとした香りに包まれたスープを、気持ち良く飲み干しました。
底の方には大量の魚粉が残っていましたが、嫌な印象は全くなし。
さすが永福町大勝軒系で修行を積まれた方のお店らしく、並でもしっかりとしたボリュームがありました。
「ごちそうさま、おいしかったです。」と伝えると、奥様の満面の笑顔のお返し。
ご主人は黙々とラーメンを作りながらも、帰り際にはこちらをみてご挨拶。
ご夫婦で一生懸命がんばっている、温かい雰囲気が伝わってくるお店でした。