予定が変更になり、日中は自宅作業に変更。
昼時になり、ふと「じろう」を思い出す。

私が「じろうに行ってくる」って言うと、私のことを知っている人はたいてい、「野菜マシマシ、ニンニクマシマシ?」って言うと思いますが、今日は「二郎」ではなく、「次郎」です。

銀座の名店「すきやばし次郎」で10数年修行を積んだ板さんが、暖簾分けで豊洲に店を開いて、はや20数年。
時々テレビなどで見かけるので、行こう行こうとは思うものの、うちの家から歩いてすぐの距離にあるのに、7年ぶりの訪問です。

お店は公団のマンションの1階にあります。
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ランチタイムはなんと、
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25食限定で、にぎり1.5人前 1,300円!!

「次郎」と名の付くお店で、この驚きの価格なので、11:30のオープンと同時に9席のカウンターは満席。
11:33に着いた私の前には、お待ちの方が4名。
テーブル席でお茶を飲みながら待ち、10分ほどで席に案内いただきました。

顧客層を見ると、豊洲の中でも住宅エリアの11時半ということもあり、サラリーマンよりも地元の奥様方が多いですね。

まずは小鉢の大根の煮物。
よく味が染み込んでるなーと味わっているうちに、にぎりがスタート。
「おきまり」だと、全部まとめてドーンと出てくることがありますが、ここはちゃんと1~2カンづつ出てきます。

マグロとイカが到着。続いて、タコとコハダ。
コハダはやや、酢が強め。あとはこんな感じかな。

ここで、お吸い物。具はシイタケとネギのあっさり仕立て。
具はネギだけでも良いので、赤だしの方が合うんじゃないかな。

タイと、エビ。続いて、ホタテ。うん、まずまず。

ヅケ。もう少し長めに漬けた方が好みです。さっきの赤身との違いが、ややわかりづらい。
玉子。フツーですが、玉子がかなり大きかったのでOK。

穴子。これは普通ではありませんでした。きっちり煮きったツメに、フワッフワの穴子。噛んでないのに、口の中で穴子が溶けましたニコニコ

最後に、鉄火巻きとカッパ巻き。海苔がパリパリで良かったです。

1,300円の価格設定を考えると、それほど高いネタは使えないので、「まあこれぐらいかなー」というネタが多いです。(仕事柄、海鮮に詳しい分、厳しめの評価です。)
ただし、ひと手間かかった穴子は格別に美味しいです。この穴子が入っていることで、大満足。
夜来店してゼロをあと1つ多くお支払いすれば、このひと手間がかかった本気の江戸前寿司を味わえるのでしょうね。

また帰り際の、店主の元気で気持ちよい挨拶。これはプライスレス。
またぜひ来ようという気になりました。
そのうち機会があれば、夜もぜひ。

30年目、40年目に向けて、これからもずっと豊洲で店を続けて欲しいと思います。

すきやばし次郎 豊洲店寿司 / 豊洲駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5