レプティリアンは宝…幸運をもたらす?全惑星順行(APDM)NO8 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

 

城というより何もしらずに、アウシュヴィッツやダッハウ強制収容所に迷い込んでしまったら感じたであろうような不気味な印象を受けたのだ。住み慣れたはずの自分の家だというのに。しかし私の鈍さは、これが何を意味するかに気づくのに、それからさらに10年以上要し、そこは人の血を啜る一種のドラキュラ城で、家だけではなく町くるみがトカゲ蛇族なのだと、わかった頃には私の半生はもう既に終わっており、何もかも遅すぎた。

(続く)

 

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《幸運をもたらす?全惑星順行(APDM)…レプティリアンは宝NO8

ヴィジョンが変わった。金色の惑星が二つ見えていた。二つの星が放つ黄金の輝きで宇宙は暖かく美しく見えていた。ここで意識が深く沈みクリックアウト寸前となり、此処から先をまたしても記録に取れなかった。惑星巡行とは?と質問すると必ずこうなってしまうようだった。

 

私にまだ準備が整っていないのか、私が決意していることは私の準備を遅らせているのだろうと想像はつくのだが、だからどうしろというのだ。惑星巡行とは意味が無いのですねと言ってみた。《これからわかるよ》とどこからか夏八木さんの声が聞こえ、その声を合図にするように、さらに意識は闇へと落ちていった。

 

その刹那にどうにか《また来ます、ありがとう》と言ったところで私は完全にクリックアウトしてしまった。全惑星順行は私の妨害者を取り除くような方向に働いてくれるようだが…そしてそうであってほしいと思ったが、しかし惑星順行の同じ作用が妨害者たちトカゲ蛇族、バンパイアにも働いているのだ。それは全ての人々に平等に作用するのか、それとも気づきの程度に応じるのか、占星術師よりも私はドン・ファンなら、こんな時どう言うだろうかと考えてしまった。

 

ドン・ファンは人類支配者レプティリアンからは逃れられないと言い、しかし人間は彼らによって成長し、支配者を利用する事もできるとも言うのだ。《それは宝だ、わしだったら有り金、全部叩いてでもそれを手に入れる》《レプティリアンとの出会いは千載一遇のチャンス》なのだと、そんな内容のことを確かカスタネダに語っていたが。

 

《ドン・ファン関連過去記事》

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体中に走る強い振動で私は意識を取り戻した。今にも体脱しそうだったが、椅子に座っている状態では体に負担がかかりすぎ、この姿勢ではうまくいくかどうかも運まかせだ。この中身の薄い全惑星順行のワークに、バシャールが私にパワーを注入し助け舟を出してくれたのだろうと想像してみたりした。しかし目の前に虚空に浮かぶ宇宙ステーションが見えていることに気づき、そこに招かれているのだとは思ったが幽体離脱で行くことは見送ることにした。

 

ステーションの中央部は、これまで見たことがない変わった形をしていた。それは三角屋根を備えた田舎の家のような、あるいは郊外に置き去りにされた家型のガレージや格納庫のような形をしており、犬小屋の入り口みたいなアーチを描いたゲートが開いていた。それを中心にして数本のスポークに支えられ、ぐるりと360度に囲んでいるリングが霞に煙るように、ところどころが見え隠れしていた。

 

それは暗黒の宇宙に妙に淋しげに浮かび上がっている、淡い粉雪のようなイルミネーションの輝きを放ち、訪れる人もなく郊外に忘れられた、ローカル高速線のサービスエリアみたいな感じだった。私は中央の発着場であるはずの犬小屋みたいなゲートの中へと入っていった。

 

入るとすごく明るいところで、壁全体が発光しているのか影が全く出来ず、まわりは全部真っ白で、そうかと言って眩しいということはなく、外観がカントリー調だったわりには、中はいかにもな超テクノロジー風の宇宙基地だった。

 

入ってすぐに緩いスロープがあり、少し下ると真っ直ぐな通路が続いていた。そこでやっと私のすぐ前に誰かが歩いていることに気づいた。この人物は上下が繋がった、体に皮膚のようにピッタリとしたスーツを着ていた。この人がここでのガイドらしいと私にはなんとはなくそう思えたが、この人物は何故か俳優の高嶋政宏そっくり、というよりそれそのものだった。

 

私は芸能人無知だが、さすがにこの人の顔くらいは知っていた。弟の政伸の方はよくTVで見るのだが兄の政宏となると殆ど知らず、何故この人がこんなところにいるのか実に意外な感じだった。名前はもちろんいま検索して知ったのだ。この人も高次レベルで宇宙連合に所属しているのだろうか。彼は最初から私の前にいたようだが気が付かなかった。

 

私は彼に話しかけようとしているのだが、またしても意識は深く沈み始めクリックアウト寸前となり、ヴィジョンは言葉にし難いものとなった。ノートにはわけの分からないことが記録されており《ここに入るのに順位??がいるとか、私の順位が低い》とかそんなことを書いていた。ここというのはこのステーションのことなのか、それとも通路の先の方を指しているのかわからず、順位はまるで偏差値みたいなものを思わせ、実に嫌な感じがしていた。

(続く)

マサト