NO―2985
2014年9月23日 火 AM3:40~
CD なし
ミッション
秋分の日を体脱で探索する。
2011年から夏至の日や秋分の日、春分の日を
ヘミシンクや体脱で探索してきた。
それは大いに意義ある日で地球の次元上昇である
我々のアセンションと関係していた。
非物質界ではアセンションの峠は既に超えた
ようだが、物質界ではこれからそれを体験する
かもしれない。
それは宇宙連合のいうテラコンバット計画だ。
いつになく季節感もたっぷりで涼しく、過ごしやすく
なった。秋分の日に体脱でアストラル界を散歩と
洒落こんでみたがうまく行かず、寝てしまった。
気が付くと午前3時40分。7の変数だった。
これは私にとっては幽体離脱の合図みたいな
ものだった。
ベッドの上でそのまま横になり目を閉じ
下半身のチャクラに意識を移していく。
アタラ、ビタラ、スタラ……下から上へと
2、3回繰り返す。体全体が闇へと沈み感覚が
消えていく。
振動も何もなかったが私は体脱が完了
したことを感じ、上体をゆっくりと
起こした。そして自分の体の横に立った。
何度やってもこの独特な感覚がたまらない。
窓の方を見るとカーテンは開いており、外は
昼間の光景が広がっていた。
私は窓を抜けベランダから外へと出て行った。
外には私の家の近所とはぜんぜん違う景色が
広がっていた。
―――――――――――――――――――
足元に古い長屋の物干し台が見えていた。
それは二階につくられていて、屋根には
風で飛ばされるのを抑えるために石が
幾つも乗せられていた。
これが秋分の日?
なんの関係もなさそうだが。
それとも何か私は勘違いしているのか
今ひとつ意識がはっきりとしないが
秋分の日というミッションは覚えていた。
周囲でキラキラとミルク色に光る灰が舞っていた。
それは風に舞い上がる花のようだったが何故か
私は放射能の灰だと思った。
白い放射能の粒子が輝く霧のようで美しいと思った。
それは古い長屋が立ち並んでいる世界に舞い降りると
そこを覆い尽くし、白い世界に埋め尽くし
広がっていった。
振動を感じそちらに引かれていった。
半円形の白いカウンターがあった。
何処かの建物の中にいるような感じだったが
大きな広場にいるようでもあった。
これはインフォメーションセンターのような
ものらしかった。カウンターの中には日本人風の
男性が二人いた。
主にやってくる人に天気情報を教えて
いるようだったが、それは地球でいう
天気とは何かが違っていた。
暫く彼らと訪れる客とのやりとりを横で
見ていたがさっぱりわからなかった。
ここにいる人々の姿は、人間と何処も
違いがないように思え、概ね日本人的
だったが、なにか非常に奇妙な感じが
していた。
言葉ははっきりとは聞きとれず、ただ
会話の内容が雰囲気的に伝わってきた。
二人は一方は背が高く、もう一人は背が低く、
この低い方は私のようだった。
背の高い方は無愛想で不親切でまるで
やる気がなくふんぞり返っていた。
低い方の私は愛想がよくサービス精神が
いっぱいだった。ここにいる私はこの
偉そうな同僚に腹を立てていた。
話しかけてみたが、彼らに私は見えて
いないようだった。
無意識に窓を抜けてしまった時に私は
アストラルボディを消してしまったのだ。
まだここでは実体化していなかったが
それには気が付かず再びどこかに
移動していた。
(続く)
マサト