さて、ようやくジュリア・デュクルノー監督の
大傑作青春カニバル映画『RAW』が来年2月に日本公開となります。
邦題は、『RAW 少女のめざめ』。
間もなくマスコミ試写もスタートするのですが、
試写で配布されるプレスシートを丸ごと執筆させていただきました。
2500文字のレビューも込みです。
先月、ニューヨーク滞在中に、チェルシーの小さなアパートの
一室にこもって、数日で集中的に書き上げました。
全身全霊を込めて。
昨年の5月に、カンヌ映画祭で運命的な出会いを果たした、
自分の映画人生の中でも非常に意味の大きい、大切な作品なので、
この作品の日本の宣伝に少しでも携わることができて感無量であります。
これ、劇場パンフでもそのまま転用されて、
一般のお客さんにも読んでもらえると嬉しいのですが、
どうなるのかちょっと確認してみます。
で、実は再来週から今度は二週間パリに飛びます。
フランスを舞台にした別作品の最後の撮影を行なうためです。
ジュリアンやアレックス、この間トロントで仲良くなった
『Revenge』の監督コラリーにも再会する予定で、
ジュリアにもタイミングが合えば会ってこようと思います。
マドリッドやミラノ、アムステルダムなどにも足を運ぶ予定ですが、
冬のヨーロッパは初体験なので、非常に楽しみ。
これで当分、海外に飛ぶチャンスはなくなると思うので、
最後に徹底的に駆け巡ってくる所存です。