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映画監督/映画評論家 小林真里(Masato Kobayashi)です

昨日、帰国しました!


帰りのフライトは問題なく、スムーズに成田に到着。

10時には睡魔に襲われ就寝、今朝は4時半に目が覚めました。

時差ボケが最近の友達です。


今回の旅では、往路の成田からJFKのフライトで、以前ブログにも記したとおり、

悪天候のため飛行機がJFK空港に着陸できずワシントンDCに緊急着陸、

というまさかのトラブルに巻き込まれ、予定時刻の12時間後の深夜3時に

ニューヨークに到着するという、よもやの事態に見舞われました。

今まで40回以上海外に飛びましたが、こんな体験は初めてです。


この結果、その日15日と16日も半分棒に振ることになり、

15日夜に観るはずで購入済みだったライヴのチケットも無駄になり、

ホテルではなくいつものアパート型の宿を予約していたため、

チェックイン時間が限定されており、16日の午後までチェックインできなかったため、

その日は結局他の宿に泊まる羽目に陥りました

(そして、その後10日近く時差ボケに悩まされる羽目に)。


今回利用した航空会社、デルタ航空の対応は、振替の深夜便か翌日の便に乗る

という二つのオプションだけ(空港内で食事ができるクーポンを$20分もらいましたが

深夜なので店は閉店、使用不可能という有様)。

それ以外、このトラブルによる個人の損失に関する保障の説明はなにもありませんでした。

ニューヨーク滞在中は連日殺人的スケジュールで

慌ただしく動き回っていたため、この件についてアクションを起こせなかったので、

早速今日、まず旅行代理店に電話し、その後デルタ航空に直接電話しました。


デルタ航空の電話での対応ですが、やる気のない男性社員に

「ホームページから意見をお寄せください」と言い放たれるという、

まさかのたらいまわしでした。なんのための電話なのでしょう。

呆れながらも、ホームページから問い合わせたところ、早速丁寧な文の返信がきたのですが、

「旅行日程終了後のホテル代やコンサートのチケット代の返金はできかねます」

というもので、愕然としました。

交渉の余地もなく一方的にシャットアウト(メールって便利だね!)。


メールを送信してきた担当者も、フルネームではなく、苗字しか書かれていません。

性別すら不詳。ひょっとしたら人間ではなくコンピュータが送ってきたのでしょうか。

「ボーナスマイルを加算しました」と言われても、なにも返ってきませんし、

そんな形のないただの数字はありがたくもありません。

そもそも、旅行中に問い合わせたら、なにかしらの保障があったのかも疑問です。


普段使用している、アメリカン航空の格安早朝便が廃止されたため、

今回はたまたまデルタだったのですが、大失敗でした。

人知を超えた天災が原因(といっても嵐だったわけでもないし現地での報道も皆無。謎)

だったので、到着が半日も遅れたことは仮に仕方なかったとしても、

こんな対応をされるとは、夢にも悪夢にも思いませんでした。

周囲でいい評判をひとつも聞いたことがない航空会社でしたが、

今回身を持ってよくわかりました。

高い授業料だった。


航空券代がいくら高くても、今後は絶対に他社を利用しようと心に誓った2014年春。