この師走に入って、年間ベスト10入り確実の
アルバムに出会った。
Kings of Leon(キングス・オブ・リオン)の
4枚目となるアルバム、『Only by the Night』だ。
ストロークス・パターンで、本国アメリカよりも
イギリスで大ブレイクしたバンドだが、
今やアメリカでもアルバムチャートでベスト10に入るほど
の人気バンドになったナッシュビル出身の彼ら。
デビュー時からずっとアルバムは聴いていたが、
ようやく自分が待ち望んでいたサウンドを、
彼らは遂にこのアルバムで届けてくれた。
まだ若いのに、どこまでもハスキーでブルージーな、
かといってジャックダニエルズとマルボロを20年間
やり続けても決して出せない、アクの強い特徴的な
ヴォーカル。
この声を生かせるメロディとグルーヴが爆発し、
バックのアビリティも格段に進歩し、
すべてがうまく結晶したのではないだろうか。
この洗練されたロックサウンドは、ポップなようで
芯が強く奥深く、心にずしりとストレートに響いてくる。
特に「Use Somebody」のラストのギターソロは
もう狂ったようにリピートして聴いている。
名盤である。
http://www.myspace.com/kingsofleon
というわけで、今回は彼らの映像をどうぞ!
PVはYouTubeにオフィシャルのものしかなくて、
埋め込み不可能なため、ライヴ版をチョイスしました。
「Sex on Fire」(ファーストシングル)
「Use Somebody」(セカンドシングル)