最初に、様々な要因があるので一概には言えないということを踏まえて読んでいただければ幸いです。


さてさて、石鹸。

若かりし頃、とても苦い思い出があります。

そう!石鹸に!
今なら、自分の未熟さが分かりますが

当時は、やり場のない憤りを感じてました。

ある男性のお客様。

初めて担当させていただきました。

パーマです。

若くて調子に乗っていた自分。

くせ毛風というオーダー。

よくあるパーマ構成、いつもの薬剤。

仕上がり。

チリチリ。。。。

えぇっ!

自分「ブリーチしてましたか?」

お客様「いや、してない。カラーもパーマも初めてだ怒」


なぜ??


なぜだ??

よく話を聞くことにしました。

もはや、チリチリは切るしかない。

深く反省と謝罪をしながら、少し短くさせていただきました。

バージン毛に、男性特有の強いハリのある髪。

使った薬剤で、チリつくことはありえない。

よく話してみると、、、

なんと、、、、

牛乳石鹸で、全身を洗っている。

しかも、髪も。

当時は、石鹸で髪を洗っている人がいるなんて思ってもいなかったです。

当然、マジかよ。

カウンセリングが甘かった。

石鹸で、洗う方がいるなんて、、、

想像できるかよっ!

と、若い自分は、葛藤してました。

もちろん、その後は、パーマ恐怖症が半年続きました。

おかげで、パーマなしでクセ毛風カットが上手くなりました笑


というように、石鹸を憎んでいました笑


ということで、石鹸の地位を下げるためのブログ記事です笑(冗談です)


なぜ、パーマは、チリチリになったか。

それは、チオグリコール酸カルシウムのようなものがパーマ液と残留石鹸によって生成された可能性とpHによるダメージ。

チオグリコール酸カルシウム。簡単に言うとムダ毛を溶かして脱毛するお薬。

いやー、本当に根本からブチっといかなくてよかったー!
あぶねーーー!

やはり、中間処理をキチンとしていたのが正解。手間暇をお客様の髪にかけるって、大切ですね。自分を救ってくれます。

で、もう一つ、pHによるダメージ。

これは、詳しく写真付きで説明しましょう。


なんで、トラヴィスに石鹸ベースのものがないかお分かりいただけたと思います笑。