青臭くて熱い気持ちを思い出しました | 松村マサル子の日常に訊け!

松村マサル子の日常に訊け!

役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

松村マサル子の日常に訊け! 例えば朝からクルマで走ってる時、もちろんお供はカーラジオなんだけどさ、更に言えば俺の場合はニッポン放送なんだよね。もともとフォーク小僧だった俺好みの選曲してくれンのよ、もっともそれは10時までだけどさ。


喫茶店に彼女と二人で入って コーヒーを注文すること

ああ それが青春
映画館に彼女と二人で入って 彼女の手を握ること
ああそれが青春


今日は吉田拓郎の誕生日なんだそうな。なモンで、今日はそういう特集。でもそれってあんま俺の趣味じゃないんだよなぁ、子供ン時に松山千春ほどカッコいい男は世の中にはいないだろうって思ってたガキだったからさ。


アルバイトばっかりで学校へは行かず てきとうにやること
ああそれが青春
飛行機乗っ取り革命叫び 血と汗にまみれること
ああそれが青春
勉強一筋他には目もくれず 我が道を行くこと
ああそれが青春
松村マサル子の日常に訊け! 『青春の詩』っていうんだって、これ。フト、思い返しちゃったよ、自分の学生時代をさ。芝居とその仲間が生活の中心でさ、芝居の稽古場・その後の飲み屋・コンビニのバイト先・睡眠(若しくは台本を書く)場所としての大学、これが全てだったからね、俺。っつっても後悔なんて全くないんだけどさ、カケラすらもね。この曲みたいに色んな“青春”があるんだろうよ、それでも俺は、むしろ胸を張ってどうだって言える感じよ。
でも途中でさ、芝居について考えるコトがいっぱいあってさ、ワケ分かんなくなっちまったのね。めちゃくちゃ悩んだのよ。で、出した結論、しばらく休みたい。それが4年になる直前だったね。それからはさ、これまで地味に付き合ってきたおネェちゃんとガッツリ付き合うようになってさ、そン時思ったのよ、「あぁ、所謂学生生活ってこういうモンなのかなぁ」。確かにそれはそれで楽しいんだけどね、でも何か足んなくねぇ?って思ったのも事実でさ。彼女を口火に、それからも芝居のために別れた女の子もいっぱいいたからさぁ。今から思えば、俺ってヤツぁ、結局そんな男なんだよなぁ。それがいいのか悪いのか、未だに俺の中じゃ結論は出てないんだけどね。俺は永遠に青春ド真ん中よ、あははは。


この貴重なひとときを僕たちは 何かをしないではいられない
この貴重なひとときを僕たちは 青春と読んでもいいだろう
青春は二度と帰ってこない 皆さん青春を…
今このひとときも 僕の青春