ヨガや心理学を学んでいくと、
自分がそれまで観なかった側面に気づきます。
例えば、人と比べて「劣等感」を感じたり、
認められたい!って言う「承認欲求」を感じていたり、、、
他にも、自分の影の部分にも気づいたりします。
正直に、告白します。
アマゾンのランキングが
上がると嬉しいし、下がると悲しい、
そんな小さな自分がいます。
「行為や結果(doingやhaving)で
存在そのもの (being)の価値は変わらない。」
などと書いておきながら、
やっぱり、他人の評価は気になっている。(苦笑)
そんな気づきがあったので、これから数日かけて、
アドラー心理学について、
私の視点で解説したいと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141208/22/masaonoblog/71/d1/j/t01940259_0194025913153304413.jpg?caw=800)
「嫌われる勇気」50万部以上の大ヒット!!
(まだの方はぜひ読んでみて下さい。オススメです。)
この本がこれほど、売れている背景には、、、
私と同じように嫌われたくない人が多いに違いない!!
きっとそうだ!!
ということで、
他人の評価が気になる全ての人へ
この記事を捧げます。
またこの本に書いてある内容は、前回お伝えしたテーマ
「3つの幸福感」で言うと、3の「貢献感」による幸せと、
2の「今、ここ」による幸せついて書かれてます。
前回の記事はこちら。
つまり、アドラー心理学は、2と3の幸福感を高めることで、
より自由に、幸せに、自己実現していく方法であるとも言えます。
なので、既にヨガや瞑想を実践されている方にとっては、
共通点の多さに驚かれるかもしれません。
そして、、、
私の本との相性がいいと思います。
アドラー心理学の実践編のような要素が入ってます。
と、さりげなくアピールしたとことで、いってみましょう。
===
まずは、、、
アルフレッド・アドラーとは?
1870年~1937年
オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。
フロイト、ユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」とも言われます。
フロイトが、他者の奥底に潜む真実を追究した人だとすれば、
アドラーは社会の中で自身がどう「自己実現」するかに
心を砕いた人。「自己啓発の源流」とも言われてます。
===
このアドラーの思想の根底にあるのは、、、
「全ての悩みの根源は人間関係によるものである」
という考え方です。
われわれが抱える劣等感とは、他者との比較から生まれるもの。
つまり、「人間の悩み」は、「対人関係の悩み」であると断言しています。
そして、「対人関係の悩み」は、「競争」によるものであると言います。
「競争」することで、「他者」が「敵」に見え、
「他者」が「敵」に見えることで、世界が危険な場所のように感じてくる。
だから、
「競争」から解放されるためには、
「勝ち組」になることではなく、
その根底にあるモノの見方を変えること。
「人々はわたしの仲間なのだ。」
と、実感することだと言います。
つまり、
「他者」=「敵」
ではなく、
「他者」=「仲間」
という「モノの見方」(思い込み、固定観念)に切り換えること。
それで、世界の見え方も変わるよ、と言っているわけです。
たしかに、相手を「敵」と捉えると、
そのような現実が目につくようになり、
相手を「仲間」と捉えると、
そのような現実が目につくようになります。
この世界は巨大な鏡。
現実を変えたければ、
外側(投影先)ではなく、
内側(投影元)からという事ですね
例えば、
「他人」が「仲間」であるならば、
「他人」の成功も、自分のことのように喜べます。
でも、
「他人」を「敵」だと感じているなら、
「他人」の成功は素直に喜べません。
それどころか、
「嫉妬」や「劣等感」を感じることになります。
そんな「嫉妬」や「劣等感」を感じるのは、
自分が、相手を「敵」だと感じて、「競争」しているから、、、。
だから、「負けた」と感じてしまって、
「惨めさ」や「劣等感」といった
感情&身体感覚が発生するわけです。
仮に、ここで、「勝った」と感じても、その勝利も一時的なもの。
栄枯盛衰、諸行無常、上がったら下がるのがこの世の常、
やがて、「負ける」日がやってきます。
つまり、「勝ち」も「負け」もコインの裏表。
だから、この世界の優劣や上下関係ではなく、
根底にあるモノの見方(パラダイム)から変えていくことが大切です。
「競争」する原因となる「モノの見方」、
「人々は敵である」を、「人々は仲間である」に、
変えることで、「競争」から解放され、、
「与える」、「分かち合い」の精神に切り替わり、
社会と調和して暮らせることができるようになる。
と、アドラーは言います。
そのために、彼は、
「自己への執着」から、「他者への関心」に切り替える
ことを、ススメています。
「自分が認められたい!」(=自己への執着)から、
「何を与える事ができるだろう?」(= 他者への関心)に、
意識をフォーカスするようにしていく。
これによって苦しみから解放される。
そのような行為や在り方によって、
「ここにいていい」という所属感(=共同体感覚)が増してくると言います。
===
文字で書くと簡単ですが、
実践するのはなかなか難しそうですね。
これらは私も実践中です。
例えば、日常生活で、相手に「劣等感」を感じた場合、
自分が「競争」していたことに気づきます。
で、相手を、「仲間」だと思うようにしています。
具体的には、
「自分と全く同じ、悩み苦しみから解放されたい一人の人間」
「自分と全く同じ、幸せになりたい一人の人間」
「自分と全く同じ、感情的になったり、
落ち込んだりしたことがある一人の人間。」
「自分と全く同じ、夢や願いがあって、
愛する人、大切な人がいる一人の人間。」
と想像して、自分と同じ人間(=仲間)だと感じるようにします。
(私の本では、慈悲の瞑想が効果的です。)
さらに、本を書いていたとき、
何かを発表するとき、人の評価が気になりだした場合、
「自分が認められたい!」(=自己への執着)という思いを緩め、
「何を与える事ができるだろう?」(= 他者への関心)に意識を向けます。
すると、「不安」や「恐れで」はなく、
「思いやり」、「分かち合いの精神」を動機に表現することができます。
そして、自分の悩みやコンプレックスも、
「何を与える事ができるだろう?」(= 他者への関心)
という視点でみれば、ものすごいギフトになります。
その体験や性質によって他人を励ましたり、共感できたり、
つながることができるのです。
そもそも、こういうことを書けるのも、
私がコンプレックスがあってり、悩んだりした経験があるお陰です。
人生で何一つ意味の無い事は起こらない!
起こることが全ていいこと!
と、この分野に関しては、
書くと止まらなくなるので、そろそろこの辺で。
ではでは、また明日も、ヨガ・瞑想講師の視点から、
アドラー心理学「 嫌われる勇気」をまとめていきまする。
信愛なるあなた(=仲間)の参考になれば嬉しいです。
昌生でした
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150115/07/masaonoblog/e7/17/j/t02200242_0800088013189856571.jpg?caw=800)
==================
マインドフルネス瞑想WSを開催します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150120/08/masaonoblog/ca/b2/j/t02200156_0800056613194432652.jpg?caw=800)
2015年2月15日(日)14時00~17時00分 開催
このワークショップは以下の方にオススメです。
○「忙しいけど、瞑想には興味がある」
○「瞑想をやってみたけど、続かなかった」
○「もっと気軽に瞑想を生活の中に取り入れたい」
○「最近考えすぎる。頭をリセットする方法を知りたい」
○「新しいことを考えたり行動したりするパワーが欲しい」
○「イライラする時や、緊張する時に、心を落ち着ける方法を知りたい」
○「集中力を高め、仕事、スポーツ、勉強のパフォーマンスを上げたい」
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例えば、人と比べて「劣等感」を感じたり、
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私と同じように嫌われたくない人が多いに違いない!!
きっとそうだ!!
ということで、
他人の評価が気になる全ての人へ
この記事を捧げます。
またこの本に書いてある内容は、前回お伝えしたテーマ
「3つの幸福感」で言うと、3の「貢献感」による幸せと、
2の「今、ここ」による幸せついて書かれてます。
前回の記事はこちら。
つまり、アドラー心理学は、2と3の幸福感を高めることで、
より自由に、幸せに、自己実現していく方法であるとも言えます。
なので、既にヨガや瞑想を実践されている方にとっては、
共通点の多さに驚かれるかもしれません。
そして、、、
私の本との相性がいいと思います。
アドラー心理学の実践編のような要素が入ってます。
と、さりげなくアピールしたとことで、いってみましょう。
===
まずは、、、
アルフレッド・アドラーとは?
1870年~1937年
オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。
フロイト、ユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」とも言われます。
フロイトが、他者の奥底に潜む真実を追究した人だとすれば、
アドラーは社会の中で自身がどう「自己実現」するかに
心を砕いた人。「自己啓発の源流」とも言われてます。
===
このアドラーの思想の根底にあるのは、、、
「全ての悩みの根源は人間関係によるものである」
という考え方です。
われわれが抱える劣等感とは、他者との比較から生まれるもの。
つまり、「人間の悩み」は、「対人関係の悩み」であると断言しています。
そして、「対人関係の悩み」は、「競争」によるものであると言います。
「競争」することで、「他者」が「敵」に見え、
「他者」が「敵」に見えることで、世界が危険な場所のように感じてくる。
だから、
「競争」から解放されるためには、
「勝ち組」になることではなく、
その根底にあるモノの見方を変えること。
「人々はわたしの仲間なのだ。」
と、実感することだと言います。
つまり、
「他者」=「敵」
ではなく、
「他者」=「仲間」
という「モノの見方」(思い込み、固定観念)に切り換えること。
それで、世界の見え方も変わるよ、と言っているわけです。
たしかに、相手を「敵」と捉えると、
そのような現実が目につくようになり、
相手を「仲間」と捉えると、
そのような現実が目につくようになります。
この世界は巨大な鏡。
現実を変えたければ、
外側(投影先)ではなく、
内側(投影元)からという事ですね
例えば、
「他人」が「仲間」であるならば、
「他人」の成功も、自分のことのように喜べます。
でも、
「他人」を「敵」だと感じているなら、
「他人」の成功は素直に喜べません。
それどころか、
「嫉妬」や「劣等感」を感じることになります。
そんな「嫉妬」や「劣等感」を感じるのは、
自分が、相手を「敵」だと感じて、「競争」しているから、、、。
だから、「負けた」と感じてしまって、
「惨めさ」や「劣等感」といった
感情&身体感覚が発生するわけです。
仮に、ここで、「勝った」と感じても、その勝利も一時的なもの。
栄枯盛衰、諸行無常、上がったら下がるのがこの世の常、
やがて、「負ける」日がやってきます。
つまり、「勝ち」も「負け」もコインの裏表。
だから、この世界の優劣や上下関係ではなく、
根底にあるモノの見方(パラダイム)から変えていくことが大切です。
「競争」する原因となる「モノの見方」、
「人々は敵である」を、「人々は仲間である」に、
変えることで、「競争」から解放され、、
「与える」、「分かち合い」の精神に切り替わり、
社会と調和して暮らせることができるようになる。
と、アドラーは言います。
そのために、彼は、
「自己への執着」から、「他者への関心」に切り替える
ことを、ススメています。
「自分が認められたい!」(=自己への執着)から、
「何を与える事ができるだろう?」(= 他者への関心)に、
意識をフォーカスするようにしていく。
これによって苦しみから解放される。
そのような行為や在り方によって、
「ここにいていい」という所属感(=共同体感覚)が増してくると言います。
===
文字で書くと簡単ですが、
実践するのはなかなか難しそうですね。
これらは私も実践中です。
例えば、日常生活で、相手に「劣等感」を感じた場合、
自分が「競争」していたことに気づきます。
で、相手を、「仲間」だと思うようにしています。
具体的には、
「自分と全く同じ、悩み苦しみから解放されたい一人の人間」
「自分と全く同じ、幸せになりたい一人の人間」
「自分と全く同じ、感情的になったり、
落ち込んだりしたことがある一人の人間。」
「自分と全く同じ、夢や願いがあって、
愛する人、大切な人がいる一人の人間。」
と想像して、自分と同じ人間(=仲間)だと感じるようにします。
(私の本では、慈悲の瞑想が効果的です。)
さらに、本を書いていたとき、
何かを発表するとき、人の評価が気になりだした場合、
「自分が認められたい!」(=自己への執着)という思いを緩め、
「何を与える事ができるだろう?」(= 他者への関心)に意識を向けます。
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「何を与える事ができるだろう?」(= 他者への関心)
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その体験や性質によって他人を励ましたり、共感できたり、
つながることができるのです。
そもそも、こういうことを書けるのも、
私がコンプレックスがあってり、悩んだりした経験があるお陰です。
人生で何一つ意味の無い事は起こらない!
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と、この分野に関しては、
書くと止まらなくなるので、そろそろこの辺で。
ではでは、また明日も、ヨガ・瞑想講師の視点から、
アドラー心理学「 嫌われる勇気」をまとめていきまする。
信愛なるあなた(=仲間)の参考になれば嬉しいです。
昌生でした
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150115/07/masaonoblog/e7/17/j/t02200242_0800088013189856571.jpg?caw=800)
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2015年2月15日(日)14時00~17時00分 開催
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○「もっと気軽に瞑想を生活の中に取り入れたい」
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