今日は、職場である日本財団の創立記念式典(創立は1962年10月1日)。
会長訓示のなかのひとつに次の言葉がありました。
「できない理由を、規則や社会の習慣のせいにしないこと。
できないものをやれるように考え工夫してきたのが、わが財団の歴史だ。」
以前から何度も書いてるのだけど、曽野綾子会長も正木審議官も 同じようなこと言ってて大好きな言葉。
できないものを、できないというだけなら高校生にだってできるはずで、そこが智恵の出番。
さて、訓示のあとは、15年とか25年とか勤め上げた先輩方には永年勤続表彰が。
そのあとに特別表彰 として、5月の人命救助について表彰していただきました。
以前にも書きましたが 、同じことが目の前で起こったときに、もういちど同じようにできる自信はないんです。
あのときは、消防に力を尽くされた笹川良一会長の魂が力を貸してくださったのだと思ってます。
相手の方やご家族からは特に連絡もないので、その後の容態や結末はわかりません。
もしかするとダメだったのかなとか、下手に助けてかえってよくなかったのでは、とかいろいろあるのだけど、
あのままいけば路地に転がったままひとりで死んでしまったわけなので、これでよかったんだと思うことにしてます。
今でも氏神様やご先祖様にお願いしてます。
またあの通りであの人とすれ違えると良いです。