中日スポーツに今季のプロ野球の順位予想が載っていた。
昨年、リーグ最下位だった我らが中日ドラゴンズへの評論家の順位予想は軒並み低かった。
なんと、23人の評論家の約半数の11人が最下位予想をしている。ちなみに、優勝を予想した評論家はゼロだ。
身内の中日OBの評論家ですら川又米利さんと井上一樹さんの3位予想が最高という屈辱的な予想となっている。
ここまでなめられたからには反論しないわけにはいかないと思いこの記事を書いている。
本当に中日は今年も弱いのか?
昨年はGMと監督の確執もありチームがバラバラだったのは明らかだ。従って低迷の原因だったGMと監督がいなくなった今年、昨年より悪くなることなどあり得ない。
そのことを考慮しただけでも最下位予想をした11人の評論家は赤っ恥をかくことになるだろう。
優勝争いをするには投手陣の充実が不可欠だが、大野、吉見が昨年より悪くなることはないだろう。
心配された小笠原も5月には戻ってきそうだ。
更に、昨年は全く戦力にならなかった岩瀬や浅尾も今年は一軍で戦力になりそうだ。
そういうわけで外国人の活躍次第では十分Aクラス争いはできると思う。
クライマックスシリーズにさえ進出できれば2010年のロッテのように日本一も夢ではない。
いや、でも、この記事のタイトルは下剋上日本一ではなく下剋上優勝だ。
つまり、リーグ優勝しないと意味がない。
リーグ優勝するためには巨人との開幕3連戦、続く広島との本拠地ナゴヤドームの開幕3連戦で共に勝ち越し以上の成績を残すことが大事だろう。優勝候補本命の両チームに勝ち越せば「中日は弱い」という世論は覆るはずだ。
ペナントレースは長いが、中日ドラゴンズの2017年は4月の前半で、その未来が決まってしまうと言っても過言ではない。
下剋上優勝を合言葉にドラゴンズの2017年の戦いを暖かく見守りたい。