セブンイレブンに入り週刊誌コーナーで見つけた月刊誌「一個人」。
日本の神様と神社入門と、松下幸之助特別講話「リーダーの心得」2冊を購入。

年末のあわただしい中、心休まる本二冊をゲットヾ(@°▽°@)ノ

正月に神社参りは欠かせない。そこで神社って何?
一個人2月号保存版から一部抜粋してみました。(写真と文)
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基本的には神を信じない私だが、寄る年波にはかてず、日本人が長い間信仰している神に少し興味を持ってみようと思った。

先ず神が宿るといわれる神社。すなわち神様がいらっしゃる場所で御祈祷やお祓いをする施設。

「神様おねがーーい」叫びとふざけた吉本の人間もいるが、困った時の神頼みという言葉もあるように、長い年月人々の心を支えてきたのも事実である。現在のように科学が発達していない時代、ちょっとした気象現象や地震、火山の爆発はすべて神の仕業と考えていたのだろう。今宇宙のかなたで生活している宇宙飛行士野口さんを載せて秒速8キロメートルで地球を回り続ける姿を追う日本人は「天孫降臨」
イザナギ、イザナミ神話など信じる者はいない。だが、不思議なのは各家庭に祭っている神棚。近くの神社参拝と科学が発達した今も心のよりどころとして神を信じているのだろう。(メタボ)
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現在8万社以上はある神社は、長い間日本人の生活と結びついてきた。農民は米を作るために、漁民は魚を取るために、安全と豊作を祈願し身近な場所に社を造り、ことごとく参拝して生活をしてきたのだろう!

神道とは何か?
岡田荘司国学院教授の監修から

神様は見えない、口に出さないのが根本神道の特徴の一つに、神様のことは言挙げ(言葉に出してことさら言うこと)しない、公にしてはいけないという決まりがある。それゆえ経典がなく、神道では説教してこうしなさいと説くことはない。
一方仏教は方便を使って人を教科していく。御利益や霊験について説明する必要があり、解釈を求められるため、言挙げしなくてはいけない。

御神体も仏教では仏像があるが、神道では形を持たない。

神様が来臨する場所はあるが、見えないものが基本になっている。

鏡であったり、坐る場所であったり、枕であったりする。古くは、滝や常緑樹の木や山に神が降臨するとされてきた。その後神様が常にいらっしゃるように社殿が建てられるようになった。
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自然の営みに素直に感謝する素朴な気持ちから、生きることの意味を感じることが、神道の根本である。

神に向かってまっさらな心になり、原点に回帰することによって、もう一度、自分自身の生き方を見つめ直したり取り戻すというような「心の浄化装置」としての機能を持つ。
つまり、素直に清い心で生きるということが基本。そして、神は神社に住んでいるのではなく、人間の正直な頭の中に住んでいるのである。