先日の

大阪対がん協会セミナーでの



乳がんの手術による

乳房再建のお話をシェアします。




乳がんの治療で

一番大きなハードルとなるのが

「乳房切除と再建」ではないでしょうか?




だから、

乳がん患者ではない わたしが

この記事を書いていいのか?


少し、迷いもありました…



でも、「知らない」人たちにこそ

この事実を知ってもらう事に


大きな意味が有るような氣がして…



思い切って、ブログに書く事にしました。



*もしかしたら、勉強不足で

若干、間違いもあるかもしれませんが、

セミナーで必死で取ったメモを基に書きますので、

もし、何か有りましたら

ご指導いただければ、と思います。





*******************



昔は、


命が助かる事のみが重要で

女性の心情までは考慮してもらえず


乳房切除しか方法が無く…



写真をスライドで見せられた時には

本当に見ていて、胸が苦しくなるほど

痛々しい手術痕でした。



現在では

・乳房切除
・部分切除
・乳房切除+乳房再建
・部分切除+乳房再建

の選択肢が有りますが、

実は、どの治療法を選んでも

あまり生存率に変わりは無いのだそうです。



ただし、

乳房部分切除は、

温存乳房内に

新規・再発の可能性が有るので


術後、放射線治療が必要となるようです。



わたしも、放射線治療を受けましたが、

乳がんの方は

わたしよりも照射回数が多かったと記憶しています。




切除については


・腫瘍の部位と広がり
・リンパ節の腫瘍の有無
・合併症の有無

そして、大きく左右されるのは

何といっても、

「患者さんの希望」



これらを踏まえて

術式を選択するそうです。



ただし、

遺伝性の方に関しては

残念ながら、

部分切除はオススメ出来ない

との事でした。




インプラントによる

乳房再建手術は

2013.7.1より

保険適応になりました。



これは、保険適応前に手術された患者様にも

保険で手術出来るそうですよルンルン




手術は、

一旦、大胸筋の下にエキスパンダを入れ

半年間ぐらいかけて、

胸がの膨らみを定着させ


後日、シリコン・インプラントを入れるそうです。




つまり、2段階での手術

という事になります。




「シリコン」と書きましたが、

シリコンの他に、

ご自身の組織を採り、入れる


という方法も有るようですが、


失敗した時のダメージが大きいので

あまり行われていないようです。



ちなみにシリコンなら

失敗したら、再手術しやすいみたいです。



(なるべく失敗無しでお願いしたいですがアセアセ




やはり、女性にとっては

お胸は本当に大切なシンボルですから、




何とか、美しく作っていただけると

精神的に救われるのではないでしょうか?




医学の進歩に

感謝です💖






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