大阪対がん協会セミナーのシェアです




基調講演
 
大阪府立成人病センター副院長

玉木康博 医師より




がんの罹患者は、

高齢者に多いが

若年性のがんとして


乳ガンと子宮ガンが増えている。




乳ガンは

ホルモンの分泌が大きく関係している。



乳ガンのリスク因子として

・初潮が早い
・閉経が遅い
・妊娠出産の回数が少ない

があるが、

月経の回数が多いという事は

月経による被曝の機会が増える


という事、だそうです。



月経で、「被爆」というのは、

少し驚いてしまいましたびっくり




この他に、

アルコールなども因子となるそうですが…



それ以外に

遺伝性のものも考えられるそうです。




以前、アンジェリーナ ジョリーさんが

乳ガンになるリスクが高い、と

発症前に手術したのを聞いて、

ビックリしたのを思い出しましたガーン



遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)


というのだそうですが、



DNAの中の

BRCA1
BRCA2

という、がん細胞の抑制遺伝子に異常があると、

ガンを発症しやすくなる、というものです。


*乳がん・卵巣がん・前立腺がん・膵がんのリスクが高くなります。



このリスクが高いかどうか、は

血縁者の情報を得ることが大切です。



ご家族(配偶者の家族は除く)に、

乳がんや卵巣がん患者がいれば、

リスクが高い可能性が有ります。



この場合、以外と「父方の〜」は、

知らない場合も多いようなので、

少し注意が必要です。




心配な方は

自費にはなりますが、



遺伝カウンセリングを受けると


・リスクの計算
・変異が陽性の場合の対処法

など、相談出来るそうです。




検査は、

採血2ml程度で出来るようですが、

こちらも自費になるので

費用は20万〜25万円ほどかかるようです。




ただし…


この検査で陽性が出た場合

親族みんなを巻き込む事になりかねないので、

よくよく考えて検査を受けて欲しい

ともお話がありました。




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