今日は、


大阪市立大学附属病院で開かれた勉強会



『がん患者の就労問題を考える』


に、参加してきました。




目覚ましい医療の進化に

がん患者の生存率は

ぐんぐん増加している事もあり、



また、壮年期のがん罹患者数の増加


という、2つの側面から



働かざるを得ない、がん患者が

かなり増えてきています。



『がん』=すなわち『死』

では、無くなりつつありますが、



やはり、

「もうすぐ死んでしまう」

というイメージが根強く残っているのも事実。




治療スケジュールの関係で

早めに職場にお知らせしたところ、



閑職にされたり、降格させられたり、

正規雇用から、年契約の有期雇用に変更され、

翌年には解雇されたり…



いろんなケースがある事を知りました。




中には、

「就労に問題なし」と

医師の診断書を提出しても、


雇用の継続を得られなかったケースも

有ったようです。



また、会社側が制度を整備し

「受け入れる」とした場合でも、


一緒に働く人たちから浮いてしまい


居づらくなり、辞めてしまう場合も多いと聞きました。





一旦、退職してしまうと、

再就職も難しく、

仕事に就けない方も多いそうです。




とはいえ、

会社側の立場として

人員、財力に余裕がなければ


なかなか受け入れる事も難しいのかな?




というのが、正直なところです。




この中で、



「がんの治療しながらでも働ける」

「すぐに死なない」


そんな風に、

がんと馴染みの少ない方たちの理解が深まれば、


この問題も解決していくのではないか?



そんな声も上がっていました。





対がん協会にも

この議題を上げるようです。





私は、当時は専業主婦で

就労問題には直面しなかったのですが…



「子育てと治療」

「子育てと入院」


この問題について、

真剣に考えていかなければならないという事を


併せてお願いしてきました。




こちらの活動は、私も

「ぎんなん」の青年部の皆様と

一緒にしていきたいと思っています。












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