我が意を得たりっ! | 林正子のブログ

我が意を得たりっ!

いや~、思わずハンドルを切り損ねるかと思いました。


ラジオをつけたとたん、聴こえてきた重厚なオーケストラの音、


しかもよく知っている音楽。




なんだっけ、これ・・・・・・・・・・・・・・、あっ!!!






それは、ロンドン・フィルハーモニーの演奏による
レッド・ツェッペリンの「天国への階段」でした。



僭越ながら、わたくしロックの名曲をクラシックで
カバーしたCDを出しておりまして、

よろしければ・・・・・ドキドキ、むにゃむにゃ。




これ以上ないぐらい、全く隙のない正統派クラシックアレンジで、

ツェッペリンも襟を正して聴かないといけないなこりゃ、

という雰囲気を醸し出しておりましたが、


ボーカルが入っていないのがなんとも寂しい感じです。



聴き終わってから、思わずお辞儀しちゃいましたよ。

イギリス人は、概して、ジョークを飛ばせる人たちなんだから、

もうちょっと遊びがあってもよかったのかもひらめき電球



でも、結局みんな模索しているんですよね、
クラシック音楽の次なる道を。



話は逸れますが、最近のヨーロッパのオペラは衣装も設定も
現代になっていることが多く、
長いドレスをずるずるひきずって歌う演出があんまりありません。



もうかれこれ8年ぐらいそんな感じなので、
たまに「ドレスずるずる…」を観ると新鮮な気がするくらいです。



歴史も、モードも、音楽も、
きっとある周期で同じことを繰り返しているのかもしれませんね。



改革は、新たなる古さへの復古だったりして。

ねこへびDASH!