昨日は、重責を担うお二方の懇談に同席させて頂きました。
西田まこと参議院議員埼玉県自閉症協会 の会長の懇談です。
ボクはこのお2人双方に面識あるということで、場違いではありますが(汗)懇談に同席させて頂きました。
他には、県議会議員の塩野正行県議会議員 が同席されました。
塩野県議会議員は埼玉県の委員会では、福祉保健医療副委員長ですので、県として障害者支援の施設や制度の充実を図る立場としてご同席されました。

ボクは西田まこと参議院議員は今年の1月に懇談をさせて頂きました。
これについてはブログでも書いてあります。

西田まこと参議院議員と懇談1 2011-01-15
http://ameblo.jp/masaking129/entry-10769611057.html

西田まこと参議院議員 は埼玉県内の国会議員では、発達障害者の支援に対して、一番真面目に活動されている国会議員だと思います。

そして埼玉県自閉症協会 の会長とはボクら夫婦は3月に懇談させて頂いております。

埼玉県自閉症協会と懇談 2011-03-10
http://ameblo.jp/masaking129/entry-10826623203.html

会長の発達障害者に対する考え方や支援活動に共感し、その後は自閉症協会にも加入して協会の活動にも夫婦で参加しております。

さて、懇談は1時間40分に渉り、会長からの様々な提案と要望になりました。
具体的な内容については、いち父親のボクがブログで書くには重荷なので割愛しますが、会長より西田参議院議員へ「提案書」として、6項目に渉る提案と要望が提出されました。

懇談内容を簡単に要約すると、県内にある特別支援学校のモデル校の説明や、ある保育園にて構造化されて療育されているケースを紹介。そして逆に失敗例である施設の説明や、失敗事例など具体的に説明されていました。

ボクも横で聞いていましたが、とても勉強になりました。
会長の提案や様々な事例を聞いていて、自分がまだまだ知識不足で経験不足であるということを痛感させられました。

他には県から埼玉県自閉症協会へ委託されて行われる、ペアレントメンター養成研修 についても説明されました。
この養成研修により「まずその障害児・者を抱えるその親御さんから正しい知識を得て、そして発達障害に対して正しい知識を得ること。そして誤った考えに惑わされないように基礎知識を付ける場としていきたい」と言われていました。


他に会長が懇談で、発達障害者支援について総体的に言われたことは、障がい児の診療に丁寧な診療が必要なため、医師側の診療報酬が低くなってしまうこと。

そして、発達障害児は生涯に渉っての支援が必要であるが、支援体制が継続されていないということ。

また児童精神科医というものが医学部でキチンとした講座が無いために、自閉症を学ぶ場が無いと言うこと。


このような事に対する改善を求めていました。


西田参議院議員から「会長から様々ご教示頂きました件について、国会としても取り上げていき、これからの発達障害者支援について、ご提案頂いた点について前向きに取り組んで参ります」と言われました。


また塩野県議会議員からは「埼玉県内で今後県立の医療機関を設ける際には発達障害児に対して、診療や判定機関に対しても充実した設備を整えて参りたい」と言われました。


このような貴重な懇談に参加させて頂き、とても勉強になりました。