前回の続き
爪と理想的なフォームについて
フォームや爪の形は これも様々な考え方があります。
が、共通するのは、
『目的として、出したい音があって、そのための手段としての爪やフォームがある。目的のために用いる手段、その理屈を知っているか(少なくとも気にしたことがあるか) 』ということかと思います。
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わたしの場合
現代のギタリストに 比較的広く普及している方式の
爪は、手の甲から見て、長い頂点が小指側寄りにズレる形にして、弦が滑る斜め直線をつくり、反対側を落として抜ける場所を作り、最後に2000番紙ヤスリで仕上げる。
フォームは、手首に急な角度はつけず、自然に手を持ってくる。基本は音質のニュートラルポジションで。ラクさと自然さ。
タッチは、爪と肉で弦をとらえて
高音弦は 斜め傾斜を滑って最後に抜ける斜めタッチ
低音弦はノイズ防止のためにも角度をつけた直角寄りタッチ
の方式です。
ただ、
この今までに教わった爪の削り方やフォームをベースにはしてはいますが、どうやら爪の形状も微妙に10代-20代前半とは違ってきたみたいだし、元々爪が弱いので、爪の長さを変えたり頂点の角度を変えてみたりと 自分に1番合うものを探したり考えてたりしてます。
また、爪が消耗してしまった場合、 フォームを微調整します。
(あと この話に付随して、弦のキズは爪を悪化させ、そして弦にキズがいく悪循環なので、ラスゲアードなどで最もダメージを受ける1弦は2.3弦よりは多めに替えます。)
だいたいこんなところ。
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冒頭と重複しますが、やはり結局のところ
要は
その人の価値観、イメージ、考え、があるか、そして、そこに近づけるための爪やフォームになっているか が重要になると思います。
イメージを持つためには、
まずは、ギターは勿論、他の音楽を聴くことかなと思います。イメージの引き出しが増えます。最善なのは生で見て聴くことだと思います。
専門家に教われる環境がある方は、まずはその価値観と方法を間近で教われるので、比較的容易だと思います。
更にその後で自分で考えていくことになると思います。
独学であったりで やり方がわからない、そういえばやり方についてあまり考えたことがない、
ただ、あと一歩先に進みたい、といった方々は
面倒がらずに、比較的時間の取れる時に、一度じっくり見つめ直してみると、道が少し開けて行くかなと思っております。(私もフォームを考え直すことは数回ありました。)
まあ、
その方の楽器をやる目的などによるので、今回の 音色や爪やフォームの話は、全員が同じ様に考えるのは難しいでしょうし、
1番は各々が楽しむためにやってもらえたらいい とは思っているのですが、
もうひとつの個人的な思い としては
それぞれのペースでいいので、理想に近づけて行かれると、もう一歩、更に楽しめると思いますし、
一生の友として、ギターと過ごせる事が出来るのではないかと思っております^ ^
濱口