先日、日程の都合上、一回の時間が60分だった小学生のRくんのレッスンがありました。
まだ自発的にバリバリやりたいっすではない(親御さんがやらせたかったのがきっかけの) 普通の子供に60分は長いなと。
ので、飽きない様な工夫がいるなと。
が、どうせなら自分の為にもなることをしたい。
ということで、前夜に 思いついてぬり絵を作成しました。
各和音を聴いてもらい、感じたままに色を塗るという塗り絵。和音の色彩感とかはよくある表現なので本当に塗ってみます。
というのも、大人は固定観念に囚われまくって生きている。いや、もはや固定観念の中を生きているといっても過言ではないです。
この場合、メジャーは明るい、マイナーは暗い、メジャーセブンはオシャレ。など。
はたして、他に表現はないのか。はたして全員がそう感じるのか。自分もだが、暗いと聞いて知って学んだから 暗いと答えるのではないか。
では、音響心理学の本を読むとかの前に、身近な 固定観念のない真っさらな子供ならどう感じるのだろう。と興味がわいたので。
ということで、レッスン後半。
ピアノで各和音を鳴らしてみて、そして感想を話しながら塗ってもいました。
ほうほう。最初が黄色か。
なるほど、赤系に感じるわけね。
むっ?マイナーも同じ暖色系で、鈍い、重い 暗い色なのか。
ほぅ!ディミニッシュは そういう色を3色か。なるほど。
的な。
人間は 一応 同じように感じるらしい。
が、感想はなかなか興味深かったです。
もういっこの目的は、
知ることは必要だが、感じれなければ意味が無い、表現出来なきゃもどかしい。ブルースリーの名言的なこと。
そんな感じでした。
これで、より、興味を持ってくれたら嬉しいなと思います。
ただ、帰宅後、親御さんにどうだったか聞かれて、「うん!塗り絵したー^_^」 とだけなると、なんか違って伝わりますね(笑)
まあいっか。