2日の土曜日、朝一の便で長崎へ。家の用事をすませに久々に実家に帰りました。
お昼について用事をすませ、夕方に母を車にのせて長崎市へ。
年に一回のボーナスも出た事だし、「最近、美味しいお料理を食べてない」と訴える母を
プルミエ・クリュへ案内しました。
パティスリー・カミーユとどちらにしようか迷ったのですが、前回伺った時にパティスリーで不定期(予約のあった時のみ)にディナーを供するというスタイルの限界を何となく感じてしまったこと、ブログを拝見していると色んな意味で今着実に前へ進んでらっしゃる印象をプルミエ・クリュ深田シェフに受けること、などから今回はプルミエ・クリュを選択した次第です。
そしてワインもとっておきのものを1週間前にお店へ送っておきました。ふふふ。
19時にお店に入り、前日にシャンパーニュを飲み過ぎたせいもあり、この日はまずビールで。
泡は苦手な母はグラスでアルザスの白(2006年。銘柄は失念。。)を。
アルザスの白、母は「ちょっと甘い」とまあまあだったみたいですが、ビールの後に私もいただいたら
ミネラル感がたっぷりでお料理の魚介類に非常に良くあって美味しかったです♪
暑い時にアルザスとかドイツとか美味しいですね~。
んで、赤は送っておいたこちら。
Domaine de la Romanee-Conti Richebourg 1974
飲んだ日:2011年7月2日
インポーター:ボーヌのショップより空輸
本当は昨年母のお祝いの会で開けようと思ってたのですがそれが延期になり、なかなか開けるタイミングがなかったボトル。せっかく開けるならやっぱりちゃんとサーブできるお店で、ちゃんとしたお料理とあわせていただきたいですからね。
最初から香りはかなり開いてまして、まさにお花畑♪
でも味わいは硬めだったのですが、だんだん果実味が出てきてメインの頃にはピュアで透明感ある甘みが全面に出てきて余韻も本当に長く、もうたまらん状態に(^-^)
なかなかデザートに進めなくて困りました(嬉しい悲鳴)
このワインには母も大満足の様子で、珍しく少し酔っておられましたよ。
状態もとても良く、思ったよりも若い印象でまだまだ寝かせても大丈夫そうな感じでしたね~。
昨年4月に購入したものですが、今調べたら価格は€380ぐらいじゃん!
うそ!もっと買っとけば良かった。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・
深田シェフの繊細な味わいのお料理にも良くあいました♪
特にオマールには良くあったなぁ。
佐賀牛はちょい脂強めだったんで、母の鴨の方が良かったですなぁ(フレンチにはあるまじき”残り物もらい”しちゃいました。すみません!)
ちなみに深田シェフの感想はこちら→http://alamafacon.exblog.jp/13013934/
野菜炒めと出し巻卵とあわせておられます(^-^) 美味しそう。
そしてお料理は期待どおり、アミューズからして素晴らしいものでございました。
昨年いただいた時よりも、一段上に上られた感じ(偉そう)。
本当に繊細な塩加減なのに、素材とソースの旨味がとても濃く、満足感が残るお料理はなんとなく
ブルゴーニュに共通するものがあるように思えます。
今流行のモダンアート的なフレンチではなく、クラシカルなスタイル。
でもなんか試験管とか小さな皿がパズルのようにでてくるようなものよりこっちの方が個人的には
好みですなぁ。メインはしっかりお肉を食べさせてくれるところも良いですね。
今回のお料理では特にアミューズのイカスミのフィルムとイサキのソテーが神。
ちなみにこの日は9800円のコース。ワインの持ち込み料は無料(!)でした。
五島産水イカと紫雲丹、イカスミのフィルム
深田シェフ手作りのパン
五島産黒蚫と野菜のモザイク仕立て
オマール・ブルトンヌとリ・ド・ヴォーのタイランソース
五島産イサキのソテー
佐賀牛鞍下サーロインのロティ
大満足。
次回は妻も連れて伺いますね、シェフ!
んで、次の日はお寺いったり日用品や夏のものの買い出しにホームセンターいったり、いきなり実家の
冷蔵庫が壊れて中身を全部移し替えたりとドタバタして、夕ご飯には恒例のこちらをあけて一息。
こちらも美味しかったです♪