開催日:2009年6月12日(金)19:30~22:30
開催場所:ラ・ベル・ブラッスリー moRi
主催:ブルゴーニュ魂 西方さん
「アンリジャイエのリッシュブールの会やりますけど、いかがですか?」
そんな誘惑メールに抗う事が出来ず、この日のワイン会に参加しました。
昨年秋の小十さんの会で初めて飲んだ、ジャイエのヴォーヌロマネ89の感動が忘れられず、
「今年の一月からワイン会参加してないし久しぶりにいいよね」
「6月末に年一回のボーナスも出る事だし、ちょっと贅沢してもいいよね」
とかいろいろ自分に言い訳しながら、強引に仕事を終了し、いそいそと恵比寿へ。
お店があるビルはちょっとわかりにくいところにあり、私はなんとかたどり着けましたが
その後迷う参加者続出。
(開始時間近くになると、西方さんが心配してビルの前まで迎えにでてらっしゃいました)
moRiさんは初めて伺いましたがなかなか雰囲気が良いお店。
カウンター10名程度、テーブル2席の他に、テラスがあり、そこがまた気持ち良さそう。
次回はテラスでシャンパーニュの会を、というリクエストも参加者の方から上がっておりましたよ
ほどなく全員が揃い、西方さんの軽妙なトークでスタート。
まずはクレマンから。
ディジオワ・ロワイエ クレマン・ド・ブルゴーニュNV
やっぱりこの季節は泡は美味しいですね
こちらのクレマン、泡目も結構細かくてとても飲み心地がいい感じ。
さっぱりドライで美味しいです
で、2本目も泡。今度はシャンパーニュで乾杯!
ルイ・ロデレール シャンパーニュNV
シャンボール・ミュジニーのピノが入っているシャンパーニュとか。
一本目のクレマンよりも味わいが厚い感じ。
でも柔らかくて美味しいです。
アミューズはこちら。
トマトのガスパッチョ(メニュー名はうろ覚えなので適当です。間違ってたらごめんなさい)
トマトの酸味がシャンパーニュと良く合いますな
で、ここで本日の主役のジャイエの登場です。
西方さんが緊張の面持ちで抜栓。
「ブショネじゃなかったです!」の声に拍手があがります!
7センチくらいあるコルク。こんな長いの初めて見た
デキャンタにうつした後、慎重にグラスへ。
薄いけれど、深みがある美しいルビー色。
いやぁ、美しい
アンリ・ジャイエ 特級リッシュブール1984
最初は香りが大人しかったのですが、30分くらい置いたくらいから素晴しい香りが立ち上り始めました。
綺麗で透明感ありつつ、妖艶さを感じるような香り。
でもなんか明るさがあるんですよ。陰ではなく陽のイメージ。
天気がいい日に笑顔で畑にたってニコニコしてるジャイエおじさんを感じます。
これはマニアのためのワインじゃなくて、みんなのためのワイン。
うちの家族に飲ませたい、って感じましたよ。
いや素晴しい
前回のヴォーヌロマネは最初からパーッと香りを発散していましたが、こちらは奥底からジワーっと立ち上がってくる凄みがありますねぇ。
ここから1時間くらいがピークだったと思います。
味わいは、赤果実で柔らかくて暖かい、前回いただいたジャイエに共通する味わい。
余韻も長く、いやもう、美味しいです
私の好みのど真ん中。
うー、もっとガブガブ飲みたい(欲望)
サマージャンボ、当たってないものか(陳腐)
西方さんはカウンターの端から端を移動しつつ、香りを嗅いで大興奮。
「身をよじられるような素晴しい香りですよ!」
といいつつ、本当に身をよじられてましたよ
映画「ハゲタカ」の感動をどうやら超えたみたいです
今日の会は実質ここがメインエベント。
あとに出たワインはこちら。
ほとんど印象に残ってないです。。すみません。
フランソワ・ダレーヌ ブルゴーニュ・ブラン2007
ドミニク・ガロワ ブルゴーニュ2005
お料理はこちら。
ボタン海老、カエル、エスカルゴとソラマメのブルゴーニュ風
いや、こちらのお店、美味しい!
アボガドとアンティチョークの冷たいスープ?
小羊のロースト
ボリュームといい、お味といい、良かったです
リゾット
ちょっと塩辛かったかな?でもシャンパーニュとは合いました
参加者の方と共同で追加でシャンパーニュを注文。
銘柄失念。
この日は参加者の皆さんもとてもいい方ばかりで、会話も盛り上がり、とても雰囲気も良い会でした。
ジャイエも素晴しく、そしてお料理もとても美味しく、とても満足
主催してくださった西方さん、moRiの皆さん、ありがとうございました。
惜しむらくは、カウンターだったため揚物の匂いがちょっと強かったこと。
カウンター、素敵なんですが、もしかしたら次回はテーブルの方がいいかもしれないです、西方さん。
さあ、来週は鮎だ!!