father/further/farther
Father Further Farther
この3つの発音の違いは少ない母音でやりくりしてる日本人にとってはムズイですよね。
イメージ的にはスペルがAの時は口を大きく開けて、Uの時は口の開きが小さくなります。そしてRへと続く場合は舌を奥に引く事をお忘れなく。(舌の先は口の中に触れては駄目)
↑母音の発音に関しては詳しくこの動画で説明しています。ちなみにFather/Fartherは一番下のaの発音記号の音、furtherは一番上のeの逆さまの発音記号。(弱い方のshwa=曖昧母音)
僕は母音単体で覚えるのが苦手だったタイプです。僕と同じタイプの方はこの動画の説明はあくまでも参考程度にして単語丸ごとの発音のノリを掴んで耳コピして下さい。
fatherはお父さんなので意味は直ぐに分かりますが、ややこしいのはfartherとfurtherの意味の違いです。
どちらも「より遠い」という意味なんですが...
fartherの方は物理的な距離(何メートルとか、何キロ、歩いた時の実際の距離 etc)を表す時に使います。
How much farther do we have to go?
(あとどのくらいの距離を進まなければならないの?)
It's just a mile farther.
(あと1マイル)
それに対してfurtherの方は物理的な距離ではなく、比喩的というか感覚的な距離を表す時に使います。
How much further do you want to take this argument?
(あとどのくらいこの討論を続けるつもり?)
She needs no further introduction.
(彼女はこれ以上前置きは必要としない)
以上の意味的な使い分け方を知っていれば、一番上の動画の最後に出て売る問題、Q2、My father wanted me to go ( ) with my education. の答えは簡単に分かりますね。更なる教育は物理的距離じゃないのでfurtherです。
とは言え...
この2つの意味的な使い分けはネィティブでも曖昧で適当に気分で使い分けています。どちらでも良いと言う感じで使われている理由は使い分けが始まって未だ100年くらいしか経ってないからだそうです。 フォーマルな文を書く時とかは正しい使い分けをするべきですが...
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