『今回のファッションショー、踊るみたいだよ。』




そんな声が聞こえた。






本当に?




胸が高鳴った。






だって、ずっとやりたいと思っていたから。







一つの夢だった。



スタジオだけじゃなく、人前で踊ってみたいって。






でも、現実問題、そんなshowをするには練習もその時間も必要。




人気モデルズ、みんなのスケジュールを合わせれるのか…?


難しいんじゃないか。


やっぱり噂だけ?



それとも、踊ると言ってもそんな本格的ではないのかも?




と、一人で勝手に色々な想像を巡らせてた。








その噂を聞いた数カ月後、、








『CanCam×AneCanでダンシングファッションショーやります。○頃面接で、○○頃ダンスレッスン始まります。面接やダンススキルによって演出や立ち位置が決まると思います。』



と、ダンシングファッションショー開催確定の声が。






本当に!?本当に!?

どうなるの!?

どんなダンス!?

振り付けは!?

演出は!?




ワクワクしすぎて色んな質問が飛び出してきた。




そしてモデルズともその話題になり、



『なんかウォーキングをちょっとダンスしてる風にするくらいみたいだよー。』

と聞いて、実は正直少しガッカリした自分がいた。







面接当日。





面接に行く前に大好きなバーレスクの音源を聴いて、(この時バーレスクのサントラを使うとはまだ知らなかった。)

その世界に入って、ダンスする自分を想像して、テンションを上げて面接会場に足を運んだ。





面接場所は思ったより、皆さんとの距離が近く、なんだか恥ずかしかった。





振り付け師のMIKIKOさんは一度CM撮影の時にお世話になっていて、演出家のさくら子さんとお会いするのは初めてだったけど、


サクラ子さんとMIKIKOさんが発しているオーラから、このshow絶対かっこ良くなるなと感じた。



本気の密度というか。。。



だから私もダンスが好きですという事を二人に伝えた。





面接の帰りは楽しさやワクワクだけじゃなくて、不安もあった。




『私、どこのポジションで踊るんだろう。。。せめて真ん中の人の近い所で踊れたら嬉しいな。』って。








数日後、ダンスリハ初日。









う・そ・で・しょーーーー!?!?!?






先生、いくらなんでもこれ、、、レベル高くないですか!?





ダンス経験者の私でもそう感じるってことは、他のダンス未経験の人達からしたらかなり大変なんじゃ、、、




と心配だった。







後になって分かったことだけど、

演出家のさくら子さんも、振り付け師のMIKIKOさんも私達を見て、私たちの可能性を信じてくれていたからこそハードルを上げてくれていた。








最初は全然形が見えなかった。




読者の方に見せれるのか?





でもみんな忙しいスケジュールの中、なんとかスタジオに集まって練習して、


毎レッスン、それぞれのi-Phoneを壁に並べて、自分たちの動きを動画に撮って、



機械が壊れちゃうんじゃないかってくらい繰り返し見て、



いつもよりi-Phoneの電池が早く無くなってしまう毎日で、




綺麗な足をマメだらけにして、



毎回『不安』と口にして、




でも確実にその不安が自分たちを向上させてくれていて



ちょっとずつ、

ちょっとずつ、



着実に形が見えてきた。






そして、みんなの想いが一つになっていた。




誰一人妥協なんてしなかった。




全員が本気だった。






全ては最高の笑顔のために。








そして、本当に“その日”はやってくるのかある意味半信半疑だった“その日”。






2月26日、『Canコレ!』本番当日。。。






















私達は最高な感情に、


最高な笑顔に出会えました。




ご覧下さい。






クリック『Canコレ!』ノーカットムービー
クリック









最高の思い出が出来ました。




みんなとの絆が強くなったと確信しています。




皆さん、本当にありがとうございました。





Twitter:Mjtaka1108