手業市 2014秋【西の洞会場】 | Some Cindy Talking

手業市 2014秋【西の洞会場】





手業市 2014 秋

群馬県館林市の中心街に位置する大手町の路地裏に、江戸時代の武家屋敷の面影を今に伝える一角があります。

当時の呼称から「鷹匠町」と名づけられた石畳の路地には、現在、市の文化財となっている武家屋敷「武鷹館」と、
さらに路地をまっすぐ進んだ突き当りの「長屋門」があり、館林の歴史を現在に伝える貴重な史料にもなっています。

そんな歴史情緒溢れる武家長屋を会場に、市内はもとより近隣の飲食店および雑貨や手芸の作家さんたちが集まって
イベントが最初に開かれたのが、昨年の春。以来、春と秋の年2回に渡って50もの出店が集まる大きなイベントになりました。


今回で4回目となる『手業市』を、会場別に(さらに会場内にある素敵なお店も)レポしていきたいと思います。







石畳の路地の入口にある“思い出の”クレープ屋さんの裏側にある・・・







レストラン&ジャズライブハウス西の洞と、隣接したお店との一角が、今回のイベントの“食のコーナー”です。







駐車場に沿って食べ物関連のテントがずらりと並んでいますが・・・

ところで・・・お母さん、その大鍋の中は何ですか? (・∀・)ノ







きのこたっぷり・・・秋の恵みいっぱいのイベントなのです!! (≧▽≦)b







そして、駐車場の中央には大きなテーブルが置かれ・・・皆さん、その秋の恵みに舌鼓を打っていました。







実は、今回、Cindyがこのイベントに訪れるのには訳がありまして・・・

昨年春の記念すべき第1回目にこの場所で出会った“フランス菓子”に非常に感銘を受けたからなのです。
そして、まるでフランスの田舎町の秋を感じさせるような落ち葉舞う一角に、そのお店のテントを見つけました。







PETITE USINE (プティット・ウジンヌ)
http://petiteusine.blogspot.jp/

館林市内で造形作家をされている日本人のご主人とフランス語の教師をされているフランス人の奥様によるプティット・ウジンヌさん。
奥様が作られる、故郷フランスの家庭に伝わる伝統フランス菓子を、教室やイベント等で不定期に販売されているとのことですが・・・

昨年春のこのイベントで出会ったお菓子の衝撃は・・・今でもしっかりと覚えていますよ!! (≧▽≦)ノ







ボリューム満点のキッシュも非常に気になりましたが、今回は・・・







表面のメレンゲに入った幾何学的な模様が印象的な、こちらのお菓子をいただきます。









タルト・オ・シトロン・メランゲ

綺麗な表面の焼き色にウットリしながら純白のメレンゲのふんわりした甘さに浸っていると・・・
ねっとりした舌触りのレモンクリーム、の爽やかな甘酸っぱさが口中に広がっていきます。
メレンゲの甘さとレモンクリームの甘酸っぱさの“時間差攻撃”がたまらない美味しさ

その二つをしっかりと受け止めているのが、ザックリとした食感に焼き固められたタルトの台。
噛み締める度にホロホロと崩れて、メレンゲ&レモンクリームとひとつに混ざっていきます・・・

三つの美味しさがひとつに合わさって3倍以上の美味しさに・・・これぞ、本物のフランス菓子です。







テントの側の白樺の木が風に揺れる度に黄色く色付いた葉をハラハラと落としていきます。
この葉っぱを眺めていると、晩秋の冷たい風がまた・・・そうだ、温かいコーヒーを飲まなきゃ!!







ユズリハ

以前は婦人服のブティックだったこの場所が、何時しかカフェになっていたなんて・・・







イベントということもあり、この日は店内ではなく店頭でコーヒーを淹れてくれました。







ホッとひと息・・・まったり心地好いのです・・・(*v.v)。







そして、この場所に来たら・・・絶対に欠かせないスイーツがあります。







Bell Bois (ベル・ボア)
http://tabelog.com/gunma/A1002/A100204/10008364/

ベル・ボアのクレープと・・・ずっと変わらない店長のおじさん!!

このクレープ屋さん&おじさんは、館林の方(特に近くの女子高生!?)なら皆さんご存知のはず・・・
今でも・・・ほら、若い女性から大きなバッグを抱えた学生たちまで、老若男女に大人気なのです

そして、肝心のクレープもフルーツやチョコたっぷりのものからウインナーやチーズの入ったものまで
バラエティー豊かで、皆さんが思い思いのお気に入りの味をオーダーするのです・・・で、Cindyは・・・







自家製生クリーム&カスタード&オレンジ (←中が見えませんが・・・)

たま~に浮気もしたけれど・・・これこれ、この組み合わせはCindyにとっての“思い出の味”なのです・・・

くるくると巻かれたふんわりうす~い生地の中からミルキーでまろやかな生クリームと、
とろ~り甘~い濃厚カスタード・・・さらに、フレッシュで甘酸っぱいオレンジ(みかん)・・・
この三位一体になった美味しさは、初めて食べた時から全く変わっていません!!

ちょっとウルッときそうな懐かしい気分をコーヒーでキュッと締めながら・・・路地を進むCindyなのでした。







手業市
http://te-shi-go-to.jimdo.com/

第2弾は、路地を歩いて長屋門の方に行ってみましょう。