実に久しぶりの自作ネタなのであります。
手元のクロシコ(玄人志向)VGAカード:GF7600GS-A256H
のVGAクーラーのファンが爆音化してしまい、いままでファンコントローラで回転数を落としてしのいでいました。(だいたい半分程度に回転数を落とすと静かになる)
元々付いていたのはこういうもの
元々が「爆熱地獄」と呼ばれているこのクロシコの7600GS。さすがにこのままじゃ熱すぎてだめだなぁ、ということで、仕事上がりにショップまですこし足を伸ばして、ZALMAN(ザルマン)のVGAクーラー:VF700-AlCu
を買ってきました。
こんなやつです。
扇型のフィンが上部にあり、下部は小さな扇になってます。この下部のコンパクトさが重要です。うちの7600GSはAGP用なので、VGAチップの斜め下(AGP端子側)にHSIチップが載っています。これにもヒートシンクが付いてますので、全周にフィンがあるとHSIチップと干渉してしまって取り付けられないのです。実のところ、そこそこ冷えて、現在現役のAGP版グラフィックカードに取付け可能なクーラーは意外と少ないのです。
VF700-AlCuは事前の下調べでAGP版の7600GSにも取付け可能であることを確認してから入手しましたが、やはり実際に取り付けてみるまで不安で不安で。
ZALMANのページにも説明がありますが、VGAクーラーの上部の扇状部分が約2~3センチほどカードからはみ出します。
ケースの幅が細いなどでサイドカバーまでに余裕がない場合はカバーが閉まらなくなる可能性があります。うちのケース(WiNDy ALTIUM X MB
)では大丈夫でした。
ちょうどVGAクーラーのフィンが出っ張るあたりを縦に2本、ファン取り付け用ステーが通るのですが、これは外してしまうこともできるし、干渉するようならファンの位置を上か下にずらせば大丈夫。
一度試しに、12VをそのままVGAクーラーのファンにかけて全速で回転させたら、さすがにうるさかったので、今回もファンコンに接続してすこし回転数を絞ってやりました。(元々のファンは「ブォォォーン」と唸ってうるさかったのですが、コレの場合は風切り音だけですね)全速で回しても音質としてはうるさくないですが、だいたい7割くらいに絞ってやると、ほぼ無音になります。
この状態で毎度おなじみATiToolsで負荷をかけると、だいたい55度くらいで安定。負荷を切ると43度くらい。以前のクーラーが、無負荷で55度、負荷をかけると平気で80度越えてましたので、これで安心できるというものです。