軍道紙体験にいく | 手製本工房 MARUMIZU-GUMIの訪問記

軍道紙体験にいく

6/27,29と、東京都の伝統工芸である軍同紙(ぐんどうがみ)の紙すき体験に行って絵来ました。東京都にも紙すきの文化があったなんて、始めて知りました。東京都無形文化財に指定されています。今回は、お邪魔する工房(あきるのふるさと工房さん)に生徒さんが関わっているという事でお世話になりました!二日間、計20名様で体験です。


東京都あきる野市五日市市まで行ってきました。

軍道紙(ぐんどうがみ)は、こうぞを原料とする素朴で丈夫な大衆用品である。奉書紙のように儀式張った高級紙とは違って、根っからの庶民紙であった。台所の流しの窓に貼られて北風を防ぎ、真っ黒にすすけても破れないところに特色があった…。

前回皆で行った小川和紙はいわば高級紙。でも、軍道紙は、書物というよりはものになって活躍していた様です。紙の国ならでは、の使い方ですね。




館長から説明を受ける組員。


これが楮です。


水に溶かし込む作業。


道具の説明。


とろろあおいを入れる。


始めての組員もいるので、丁寧に道具の説明をして頂きました。


2班にわかれて、共同作業。段々、リズムに乗って紙すきが
出来る様になりました。


使う紙の原料の量は決まっていて、残らないように余った繊維で
ハガキを作りました。


すくう。


はずす。


押さえる。


上手く付いたかな~


この敷地に栄えているお花を取って来て埋め込む事にしました。


乾かし作業。


綺麗にはり付きました~
温かいので、葉っぱの色がどんどん変色して行きました。


出来上がり~^^
色は抜けたけど、雰囲気が出てうれしい。

p.s.この後、綺麗に茶色い花びらになりました。

今現在、材料不足で団体さんの受け付けはしていないそうです。
草から育てなければ行けないので、大変ですが、
素晴らしい伝統技術は絶やさずに継承して行って欲しいですね!

どうも有り難うございました~!